後悔
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『ハッ、ハァッ、ハァッ…』
息が乱れる。
あたし、何回死にかけたんだろ。
「だから、言ったじゃないですか。後悔すると…」
『ハァッ、ヒック…ど、うして…』
額から血を流した六道骸が、ふらつきながら来た。
「クフフ…ナマエは会う度にいつも泣いていますね。」
『あたし…間違っていたのかな…』
「……」
『あたしっ…馬鹿だったのかな…っ』
「僕は、慰めませんよ。」
『……』
「同情は嫌いですから。」
『そ、うですか。』
「ただ、僕がもし、ありえませんが…もしも、愛する人に裏切られたら…」
『…裏切られたら?』
「その愛する人を殺します。」
『なっ…そんなっ』
「きっと、憎しみの方が大きいですから。」
憎しみ…
『あたしは…違います。』
「……」
『あたしは、あたしはっ…』
リボーンをまだ信じている、なんて言えなかった。
「ナマエ、言っておきますが僕は今日の事、謝りませんよ。」
『…わかってます。』
「そして、ナマエを殺すのは僕だ。」
『違う。貴方じゃない。』
「いえ、僕です。だから、勝手に死んだりしないでくださいね。」
『……』
どうでもいい
六道骸の事も、10代目の容態も
あたしにとって、どうでもいい。
ただ、あたしはこれから
どうしたら良いのかな。