後悔
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「俺は迷ったんだ…
ナマエを守るか、10代目を守るか…っ
でも、両方は俺には守れねぇ
だから、俺はどっちかを選ばなきゃいけなかったんだっ
俺は、ナマエも守りたかった…
10代目への忠誠心を忘れたわけじゃなかったけどな。
なのに、なんで…なんでナマエが10代目を傷つけちまうんだよ!!!」
『……』
獄寺隼人の中で、何かが爆発した気がした。
『獄寺、隼人』
「…うるせぇ」
『獄寺隼人っ』
「うるせぇっ!!」
―ガッ―
『ふぐっ!!』
―ガンッ―
アゴを掴まれて、頭を強く打った。
「俺は…ナマエを殺さなきゃいけねぇ…ナマエを、殺さなきゃ…10代目は喜ばねぇ。」
『うぅっ…』
呪文のように、自分に言い聞かせているみたい…
『ゴホッ…あ、たしは…邪魔な存在ですか?』
「……」
『あたしだって、大切な人の為に…頑張っていたのに…』
どうしてあたしが、裏切られなくちゃいけないんだろう。
「…知るかよ。ナマエはもう、俺の敵だ。」
『……』
「精々、苦しまずに死ね。」
『……』
あぁ、獄寺隼人のダイナマイトが…
あたしに向かって落とされた。