憎しみ
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『フゥ…よいしょっ』
下駄箱まで運んで、10代目を肩からおろした。
『…気絶、してる?』
そりゃあ、これだけ痛めつけられたら…ね。
「…ナマエ?」
『あ、獄寺隼人。』
振り返ると、獄寺隼人が…凄い顔をしていた。
「10代目!?一体何が…」
『……』
あぁ、10代目の事はこの人に任せよう。
もしかしたら、保健室に連れて行くかもしれない。
『あの、獄寺隼「許せねぇ。」
そう言って、あたしへの殺気に満ちていた。
「ナマエは…周りの奴らが騒ぐ程、悪い奴じゃねぇって思ってたのによぉ。」
『…獄寺隼人?』
「ナマエっ…テメェ、よくも10代目を!!」
―バキッ―
『あがっ!!』
拳で殴るなんて…
やっぱり、流石はマフィア。
殺気と迫力が半端じゃない。
『待っ…あたしが、やったわけじゃ…』
「じゃあ、何で返り血びっしょりつけてんだよ!!!」
『……』
ま、ずい…
「もう、迷わねぇ。俺は10代目の右腕として、10代目を守る。ナマエ…テメェは果てろ。」
『……』
此処まで、殺気に溢れた獄寺隼人は初めて見た。
こんな…本気で相手にされたら、死ぬかもしれない。
続く