憎しみ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『そういえば、骸さんはどうしたんですか?』
「……」
「えっと、れすね…」
二人の、顔色が変わった。
『…千種君?』
「……」
『…犬、骸さんはどうしたんですか?』
「骸、さんは…」
やだ…
何か、嫌な予感がする。
『犬っ、教えてください!!』
「並盛中に、行きました。」
『…並盛中に?どうして?』
「骸様は、アンタが任務で日本に来てる事を知ったんだ。」
『どうして、わざわざそんな事を…』
「それで、制裁に行ったんだ。」
『制、裁?』
「骸さん、ナマエを殺すのは自分だけらから、他の命を狙う奴が許せないみたいれす。」
『そんな、勝手な…』
「最初のターゲットは沢田綱吉だよ。」
―ドクンッ―
『な…10代目…?』
どうして、六道骸達が10代目を知っているのか…
そんな事よりも、何でよりによって10代目?
「調べていたら、沢田綱吉がナマエを窓から落としたって目撃者が多かったからね。」
『それだけの、理由で?』
「十分な理由れすよ!!」
『……』
違う、違うの…
『10代目は、何も悪くない。』
「……」
「何れれすか!?ナマエは何も悪くないけど、アイツは悪いれす!!」
『……』
あたしは、あたしが寝ていたソファから立ち上がった。
「何処に行くんれすか?」
『10代目の所です。』
「それは駄目だよ。骸様から、命令されてるから。」
『…命令?』
「ナマエを、此処から出さない事れす。」
二人が…あたしの前に立ちはだかった。