憎しみ
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リボーンがあたしを本気で相手にしてない事は前からわかってた。
リボーンはモテるし、愛人が沢山いる。
あたしを、愛人候補にも入れてくれなかった…
それでも、リボーンがあたしを必要としてくれるなら…
役に立って、褒めてくれるなら…
あたしは、世界中から嫌われても構わない。
『…んっ』
頭がボーッとする。
お腹が痛い…あ、六道骸にやられたんだっけ。
でも、随分薄暗い所に寝てるな…
何処だろ、此処。
「そんなの、食べるわけないじゃん。馬鹿しか食べないよ。」
「うるせぇびょん!!食った事ないくせに偉そうな事言うんじゃねぇ!!」
『…?』
この声、聞いたことある。
『うっ…』
あたしは、体を起こして声のする方を見た。
『千種君に…犬?』
「……」
「びょんっ!?ナマエ、大丈夫れすか?」
『……』
辺りを見渡すと、そこは廃墟した…ボーリング場?
『どうして、あたし此処に?』
「骸様が運んで来た。」
『…そうですか。』
「ナマエ、ごめんらさい…俺また、ナマエの事守れませんれした。」
『犬…大丈夫ですよ、そんなに酷い事はされてないです。』
やっぱり、優しいな。
「なら、良かったれす!!あの、お腹減ってないれすか?」
『…そういえば、少し。』
お昼ご飯を結局、食べてないし。
「これ、スッゴク美味しくて、大好物れすけど、ナマエにあげます!!」
『……』
犬…確かに、貴方は良い人です。
でもね、ジャーキーは無理です
「ホラ犬、ナマエも引いてるじゃん。」
「……(ショック)」
『えっと、ごめんなさい…』