壊れた世界
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『じゃあっ…居ないよ!!10代目に…ボンゴレにふさわしい奴なんて居ないよ!!』
「じゃあ…良いんだな?」
『え?』
「任務放棄って事で、良いんだな?」
『っ!!』
全身が、震える。
だって、任務放棄を意味するのは…
死
―ガンッ―
『嫌だ!!駄目、それは…』
思わず、リボーンの拳銃を投げ落としてしまった。
「なら、しっかり見つけろ。」
『い…や…ねぇ、リボーン。まさか…あたしの事、裏切るの?』
「…何くだらねぇ事言ってんだ。」
『だって、今日獄寺隼人にっ!!』
あぁ
これ、いつものあたしじゃないよ。
でも仕方ないじゃない。
リボーンが遠くに行きそうで怖いんだから。
「聞いていたのか…獄寺がナマエの味方になると面倒だろ。それに、マフィアは遊びじゃねぇんだ。ガキの恋愛感情なんか知るか。」
『っ!!』
確かに、リボーンが言っている事は正しい。
獄寺隼人があたし側についたら、任務に支障が出る。
でも…
『恋愛感情が…駄目なの?』
「…あぁ。」
『あたしの、リボーンへの愛も…駄目なの?』
「任務に必要なのか?」
『……』
あたしの世界だけがなくなった気がした。