忘れられた人(ライ)
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学校の後で黒の騎士団の活動。
流石に疲れる。
アジトに着き、ソファに横になった。
眠い。
今日はどんな予定だったっけ?
私も行かなきゃダメかなぁ。
「はぁ…」
そういえば。
今日、気が付いた事が1つある。
私達の活動が活発になるほど、枢木スザクが学校に来なくなる。
技術部って、戦場には出ないんじゃなかったの?
それとも、ナイトメアの修理の手伝いでもしてるのだろうか。
…いや、それは無いな。
アイツにナイトメアの構造の知識は無い。
そもそも、技術部っていうのが怪しい。
脳みそも筋肉で出来ているんじゃないかって思わせる程の体育会系だ。
まだ兵士の方が納得出来る。
まぁ、私には関係ない話だけど。
「あれ、ナマエ?」
「……」
「寝てるのか?」
―――…
「ふぁーあ。」
いけない。
ちょっと寝てたみたい。
起きなくちゃ。
「…ん?」
何か、重い。
それに視界がちょっと暗い。
横向きに寝ている私は、視線だけ上に向けた。
「!」
ライだ。
ライが、床に座って、私の体を枕代わりにするように、抱きしめ―――…
「っ、ギャ――ッ!!」
「わっ」
「ナマエ!どうしたの!?」
「何事だ!」
カレンとゼロが部屋に入って来た。
ライも目が覚めたらしく、驚いた表情で私を見ている。
何でコイツが驚くんだ。
「カ、カレン…助けてっ」
「え?助けてって…ちょっとライ!ナマエに何かしたの!?」
「してない。」
「いいから早く退けー!」
いまだに私の体に寄りかかったままのライ。
重くて暴れると、軽く抑えられてしまう。
「はぁ…ライ。ナマエをあまりからかうな。」
「からかったつもりは無い。」
「この、離れろ!クソッ、クソッ!」
「ナマエもあまり暴れるな。パンツ見えてるぞ。」
「え、うそっ」
まただ。
また、ゼロにパンツ見られた。
私はコイツに過去何回パンツを見せた?
「え?どれ?」
「覗こうとするな、この変態!」
―ガンッ―
「ぶっ」
足の方にライの顔が来たから、思い切り膝蹴りをお見舞いした。