忘れられた人(ライ)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「間際らしい言い方をするな。誰が何を包んだって?」
「ナマエが、僕の心を。」
「自分で言って恥ずかしくないの?」
「恥ずかしい?」
天然だ。
天然面倒くさいぞ。
「ナマエ!!」
「ひっ!?」
シャーリーが、物凄い剣幕で私の肩を掴んだ。
「どういう事?ナマエは、スザク君じゃなかったの?」
「まだそれ言うんだね。何で枢木スザクなの?」
「まさかライも気になるの?」
「ねぇシャーリー、ちゃんと聞いてよ。」
シャーリーは恋愛の事になると周りが見えなくなる。
「ナマエちゃん、もしかしてライも気になってるのー?面食いね!」
そしてミレイ会長が悪ノリする。
「私が好きなのはカレンです。」
「ちょっと、ナマエ…」
座るカレンを後ろから抱きしめる。
振り払わない所を見ると、少し嬉しいみたい。
「ふふっ、ナマエちゃんは将来どんな人と付き合うのかしらね。楽しみ。」
「えー、絶対スザク君ですよ。そしたらダブルデートしようね、ナマエ!」
ミレイ会長とシャーリーは全く聞いてない。
ダブルデートって、メンバー誰?
「そういえば、枢木スザク。今日授業は出てなかったよね?」
「あ、うん。ちょっと最近仕事が忙しくて…黒の騎士団が、このところ活発なんだ。」
「へぇ…」
原因は、ライだ。
コイツが入隊した事により、戦力が格段に上がった。
枢木スザクは技術部と言っていたけど、黒の騎士団の活動は技術部にも影響するのか。
「あまり無理するなよ。」
ゼロがよく言うよ。
「ミレイ会長、今日は何をするんですか?」
「今日はね、学園祭について色々決めるのよ。」
「学園祭…まだ先ですよね?」
「まぁね。でも、早めに決めなくちゃ。」
学園祭、か。
カレンが何かコスプレしてくれるのなら、楽しそうだけど。
「カレン。私ね、カレンがバニーちゃんの格好したら似合うと思うの。」
「お断りよ。」
「何で?恥ずかしいなら、私もお揃いで着るよ。」
「あのね、そうじゃなくて…学園祭でして良い格好じゃないわ。」
残念だわ。
「ナマエがバニーやるなら、僕も何かコスプレするよ。」
「枢木スザクはアーサーの着ぐるみでも着てれば良いじゃない。」