ノーロマン
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『ねえねえ』
「ん、何ッスか?」
『私、今から10秒だけ目瞑るからさ。ラギーの好きにしていいよ』
「は…?」
『何されても怒らないから』
そう笑うと目を瞑り、唐突に唇をこちらに向ける。
「えっ、あ、あの!?」
『…早くしないとお昼休み終わっちゃうよ?』
片目だけ薄く開けて笑う彼女。
「っ…」
肩を掴んでその唇に近付く。
何度か茶化されたことはあったけど、今日はこのまましても良さそうな雰囲気。
「(は、初めては…もうちょっとロマンチックにしたかったな)」
ぷちゅ
帝さんの唇に辿り着くと柔らかい感触。
「んっ」
『…ふふ。キスしちゃったね?』
「んなっ!だ、だって…これは!」
『ううん、いいよ。私、キスするの好きだし』
チュッ
「あっ…!」
『えへへ、いっぱいしよ♡』
「ん…っ、んぁ」
帝さんは何度か唇を立ててキスをすると
『…可愛い、っ…ラギー』
「は、うっ」
慣れているのか息を吸おうと口を開いたオレの舌先を舐める。
「ん…!」
『もっと、気持ちよくしてあげるね?』
尻尾を優しく撫でるように触られる。
「は、はぁ…っ」
『ん……っ、ふふ。可愛い』
初めてするキスはされるがままで、それだけで昼休みの終わりを告げる鐘が鳴る。
『またね』
「はぁ…っ、はい」
「(な、なんだったんスか…今の)」
息は整わないし、頭も追い付かない。
「きょ…教室戻らなきゃ」
その感触がずっと消えないからその日もただ帝さんを思うばかり。
「(……早くちゃんとした返事がほしいスね)」
頭の中でぼんやりとそう呟いた。
「ん、何ッスか?」
『私、今から10秒だけ目瞑るからさ。ラギーの好きにしていいよ』
「は…?」
『何されても怒らないから』
そう笑うと目を瞑り、唐突に唇をこちらに向ける。
「えっ、あ、あの!?」
『…早くしないとお昼休み終わっちゃうよ?』
片目だけ薄く開けて笑う彼女。
「っ…」
肩を掴んでその唇に近付く。
何度か茶化されたことはあったけど、今日はこのまましても良さそうな雰囲気。
「(は、初めては…もうちょっとロマンチックにしたかったな)」
ぷちゅ
帝さんの唇に辿り着くと柔らかい感触。
「んっ」
『…ふふ。キスしちゃったね?』
「んなっ!だ、だって…これは!」
『ううん、いいよ。私、キスするの好きだし』
チュッ
「あっ…!」
『えへへ、いっぱいしよ♡』
「ん…っ、んぁ」
帝さんは何度か唇を立ててキスをすると
『…可愛い、っ…ラギー』
「は、うっ」
慣れているのか息を吸おうと口を開いたオレの舌先を舐める。
「ん…!」
『もっと、気持ちよくしてあげるね?』
尻尾を優しく撫でるように触られる。
「は、はぁ…っ」
『ん……っ、ふふ。可愛い』
初めてするキスはされるがままで、それだけで昼休みの終わりを告げる鐘が鳴る。
『またね』
「はぁ…っ、はい」
「(な、なんだったんスか…今の)」
息は整わないし、頭も追い付かない。
「きょ…教室戻らなきゃ」
その感触がずっと消えないからその日もただ帝さんを思うばかり。
「(……早くちゃんとした返事がほしいスね)」
頭の中でぼんやりとそう呟いた。