はじめて
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ラギーブッチ、17歳。
初めて彼女が出来たッス。
『ええっと…図書館で借りてきた本は』
「…」
今日は初めて彼女の部屋に来ていて、なにか進展があると期待していたのに
『一緒に宿題やろ?』
と言われただけ。
まぁ、そう簡単に上手く進むとは思ってないけど。
カリカリ…
帝くんのペンが走る音が聞こえる。
『あっ。ねえ、ここわかる?』
「ん」
自分のノートから目を離してそっちを見ると
「(いや、ってか近っ!)」
正面に座る帝くんが身を乗り出してテキストをこちらに向けている。
『ここ、授業でやったばっかりなんだけどわからなくて…』
「っ!」
何の警戒もなく近付く帝くん。
「あっ、あー。わからないッス。まだオレたちのクラスはそこまでやってないかな」
『そっか…』
帝くんはそう言って椅子に座り直す。
「…」
チラッと帝くんを見るとまたノートにペンを走らせている。
「(ドキドキしたのはオレだけッスか。くそ~!)」
そんなことを思ってさっきのことを思い出すと宿題なんて手につかない。
「(は~。帝くん、いい匂いしたな…シャンプーの匂いかな)」
「…オレ、ちょっと休憩するッス」
『はーい』
座っていた場所から離れたところにあるソファに座り目を瞑ると、少しウトウトとして眠気に襲われる。
「(唇も、小さくて、柔らかそう…だったな)」
そんなことを考えているといつの間にか眠ってしまっていた。
「ん…」
自分の右肩にある違和感で目が覚める。
「(やばっ!寝ちゃってた!?)」
バッと起きると右肩にかかる寝息。
「!?」
スヤスヤ
「(帝くん!?な、な、何でこんなところで…)」
オレの隣にはさっきまで離れたところに座っていた帝くんがいる。
しかも気持ち良さそうな寝息と無防備な寝顔を見せて。
「お、おーい?」
体を揺らすけど全く起きる気配がない。
「(うわあっ、困ったッスね)」
何度かさすっても『ふふっ』と笑うだけでどう見ても寝ている。
「(仕方ない。…もう少しだけこのままでいましょうかね)」
スマホを手に取り、レオナさんに連絡をする。
「(今日の戻りはいつもより遅くなるッス、っと)」
ピッ
それを送信するや、帝くんが寝返りを打つようにしてオレの体に自分の体を密着させる。
「!?」
『ん、ん…』
ビクッとしてスマホを落とす。
「(当たる…、当たってるッス!)」
柔らかい胸が当たり、さっき嗅いだ匂いが鼻を掠める。
「(この体勢は、ちょっとまずいッス!それに…)」
帝くんの息遣いや体温が制服の上から伝わってくる。
ゴクン…
無意識に髪を撫で、頬を触り、そのまま流れで唇に触れる。
ぷに
「(ふにふに、ッスね)」
何度かそこを触る。
『ふふっ。だめだよ』
「…っ!」
帝くんが起きたのかと思って手を離す。
『そんなに食べたら、だめだよ』
「ね、寝言?」
ツンツン
目を閉じたままの帝くんの頬をつつくけど起きはしない。
「(んもー!ビックリしたじゃないッスか!)」
だけどこれだけしても起きない帝くんをいいことに、その手を腰に廻す。
「(ちょ、ちょっとだけなら…いいッスよね。付き合ってるんだし)」
それは何度も想像していた。
いつか出来た彼女にするのだと。
「ん、んー…っ」
チュッ
帝くんの顎を少し上げて唇に優しく唇を当てる。
『ん…っ』
「!」
初めてするキス。
それは想像よりもプルプルしていて柔らかくて。
もっと、何回でもしていたくて。
『ん、んんっ…ラギー?』
「へへっ、起きたッスか?」
『っ!』
チュッ
チュッ
目を覚ました彼女に何度もキスをする。
それは貪るように、その全てを食べるように。
スヤスヤ
「ラギー?」
寝息が聞こえてラギーを見るとソファに背を預けて眠っている。
「寝ちゃったの?」
早く宿題を終わらせて色々な話をしたかったのに、その相手は私の部屋で眠っている。
「むぅ…」
その隣に座る。
「もうっ…寝ちゃったラギーがいけないんだからね」
チュッ
ラギーの唇を塞ぐ。
『んぁ…グルル』
「ふふっ。起きたらもっとたくさんしちゃうんだから」
そうつぶやいてラギーの肩に体を預けて目を閉じた。
初めて彼女が出来たッス。
『ええっと…図書館で借りてきた本は』
「…」
今日は初めて彼女の部屋に来ていて、なにか進展があると期待していたのに
『一緒に宿題やろ?』
と言われただけ。
まぁ、そう簡単に上手く進むとは思ってないけど。
カリカリ…
帝くんのペンが走る音が聞こえる。
『あっ。ねえ、ここわかる?』
「ん」
自分のノートから目を離してそっちを見ると
「(いや、ってか近っ!)」
正面に座る帝くんが身を乗り出してテキストをこちらに向けている。
『ここ、授業でやったばっかりなんだけどわからなくて…』
「っ!」
何の警戒もなく近付く帝くん。
「あっ、あー。わからないッス。まだオレたちのクラスはそこまでやってないかな」
『そっか…』
帝くんはそう言って椅子に座り直す。
「…」
チラッと帝くんを見るとまたノートにペンを走らせている。
「(ドキドキしたのはオレだけッスか。くそ~!)」
そんなことを思ってさっきのことを思い出すと宿題なんて手につかない。
「(は~。帝くん、いい匂いしたな…シャンプーの匂いかな)」
「…オレ、ちょっと休憩するッス」
『はーい』
座っていた場所から離れたところにあるソファに座り目を瞑ると、少しウトウトとして眠気に襲われる。
「(唇も、小さくて、柔らかそう…だったな)」
そんなことを考えているといつの間にか眠ってしまっていた。
「ん…」
自分の右肩にある違和感で目が覚める。
「(やばっ!寝ちゃってた!?)」
バッと起きると右肩にかかる寝息。
「!?」
スヤスヤ
「(帝くん!?な、な、何でこんなところで…)」
オレの隣にはさっきまで離れたところに座っていた帝くんがいる。
しかも気持ち良さそうな寝息と無防備な寝顔を見せて。
「お、おーい?」
体を揺らすけど全く起きる気配がない。
「(うわあっ、困ったッスね)」
何度かさすっても『ふふっ』と笑うだけでどう見ても寝ている。
「(仕方ない。…もう少しだけこのままでいましょうかね)」
スマホを手に取り、レオナさんに連絡をする。
「(今日の戻りはいつもより遅くなるッス、っと)」
ピッ
それを送信するや、帝くんが寝返りを打つようにしてオレの体に自分の体を密着させる。
「!?」
『ん、ん…』
ビクッとしてスマホを落とす。
「(当たる…、当たってるッス!)」
柔らかい胸が当たり、さっき嗅いだ匂いが鼻を掠める。
「(この体勢は、ちょっとまずいッス!それに…)」
帝くんの息遣いや体温が制服の上から伝わってくる。
ゴクン…
無意識に髪を撫で、頬を触り、そのまま流れで唇に触れる。
ぷに
「(ふにふに、ッスね)」
何度かそこを触る。
『ふふっ。だめだよ』
「…っ!」
帝くんが起きたのかと思って手を離す。
『そんなに食べたら、だめだよ』
「ね、寝言?」
ツンツン
目を閉じたままの帝くんの頬をつつくけど起きはしない。
「(んもー!ビックリしたじゃないッスか!)」
だけどこれだけしても起きない帝くんをいいことに、その手を腰に廻す。
「(ちょ、ちょっとだけなら…いいッスよね。付き合ってるんだし)」
それは何度も想像していた。
いつか出来た彼女にするのだと。
「ん、んー…っ」
チュッ
帝くんの顎を少し上げて唇に優しく唇を当てる。
『ん…っ』
「!」
初めてするキス。
それは想像よりもプルプルしていて柔らかくて。
もっと、何回でもしていたくて。
『ん、んんっ…ラギー?』
「へへっ、起きたッスか?」
『っ!』
チュッ
チュッ
目を覚ました彼女に何度もキスをする。
それは貪るように、その全てを食べるように。
スヤスヤ
「ラギー?」
寝息が聞こえてラギーを見るとソファに背を預けて眠っている。
「寝ちゃったの?」
早く宿題を終わらせて色々な話をしたかったのに、その相手は私の部屋で眠っている。
「むぅ…」
その隣に座る。
「もうっ…寝ちゃったラギーがいけないんだからね」
チュッ
ラギーの唇を塞ぐ。
『んぁ…グルル』
「ふふっ。起きたらもっとたくさんしちゃうんだから」
そうつぶやいてラギーの肩に体を預けて目を閉じた。