ファットガム短編
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ファットの家には大量の食べ物がある。置いてあるお菓子は基本的に海外製のハイカロリーな物。それにさえ手を付けなければ良いかと思っていたけれど、想定外だったのは自分も食べる量が増えてしまったと言うこと。通常の食事も釣られてつい食べて過ぎてしまう。
目の前でもぐもぐと美味しそうに食べられると、もうひとくち食べようか、なんて思っていたのが、もう1杯食べようかとおかずの量に引きずられて米をお代わりし始める始末。多少なら良いものの、気付けば洋服のウエストがキツくなっていた。
「ダイエットする!お代わりしない!」
宣言するとファットはきょとんとした顔をして頬張っていたたこ焼きを飲み込んだ。
「なんで? 別に太ってへんやろ」
「太ったの! 乙女のピンチ!」
目の前でひょいひょい消費されていくたこ焼きを恨めしく見ながら、今日は1個も分けてもらわないぞと心に決める。
「太ったって言うたかてそんなん誤差やろ」
「そりゃファットに比べればね。私は燃焼出来る個性もないの。洋服のサイズアップだけは避けたい」
ジュースも飲まないように、今日はウォーターサーバーからの水で我慢。お茶でも常備しておくかな、と思ったところだった。
「んー、せやけど買い直しは必要やろ?」
「もう遅いって言いたいの?」
「ちゃうちゃう、こっち」
最後のひとつを口に放り込んだファットに手招きされて大きな体によいしょとよじ登る。今はかなり低脂肪な状態だが、体の大きさから家具も大きく、ソファーも特注サイズだ。
女性の平均身長である私がソファに座るには、少しばかり体に余る。呼ばれた通りにファットの足の間に収まると後ろからぎゅっと抱きしめられた。
ソースの香りがして、ちょっとだけお腹が減る気がした。
「こっちも増えたやろ、先に買い替えが必要とちゃう?」
こっち、とは?
聞き返そうとして上を向くと、含みを持った笑顔でにーっと口角を上げている。大きな口が薄く開くと唇が降りてきた。
ちゅっちゅ、啄むようなキスが段々と深くなる。ソース味の口付けは色気も何もないはずなのに、息をする間を適度に与えられて、そんなことも気にならなくなってきた。
するり、と服に手が伸びて適当に着ていただけのニットを脱がされる。部屋着にしていたニットの下にインナーシャツは着ていない。 何もテーブルの後片付けをする前に始めなくても、なんて思っていると、楽しそうにくふくふ笑っている。
「増えたんはここも、やんな」
ぷに、と触れた胸元。確かにほんの少し、大きくなった気がする。
元よりそんなに大きい方ではないが、生理前でもないのに下着がキツイような。
「ボディラインが出る服やと下着合ってへんなーって」
「ファットのすけべ」
「好きな子は見てまうだけですー」
アンダーは窮屈ではない、のなら増えたのはファットがよく触るせいなんじゃないかなと思わなくもないけど。とりあえず今夜はベッドの上でダイエットに付き合ってもらうとして、暫くはオーバーサイズの洋服だけを着ることに決めた。
目の前でもぐもぐと美味しそうに食べられると、もうひとくち食べようか、なんて思っていたのが、もう1杯食べようかとおかずの量に引きずられて米をお代わりし始める始末。多少なら良いものの、気付けば洋服のウエストがキツくなっていた。
「ダイエットする!お代わりしない!」
宣言するとファットはきょとんとした顔をして頬張っていたたこ焼きを飲み込んだ。
「なんで? 別に太ってへんやろ」
「太ったの! 乙女のピンチ!」
目の前でひょいひょい消費されていくたこ焼きを恨めしく見ながら、今日は1個も分けてもらわないぞと心に決める。
「太ったって言うたかてそんなん誤差やろ」
「そりゃファットに比べればね。私は燃焼出来る個性もないの。洋服のサイズアップだけは避けたい」
ジュースも飲まないように、今日はウォーターサーバーからの水で我慢。お茶でも常備しておくかな、と思ったところだった。
「んー、せやけど買い直しは必要やろ?」
「もう遅いって言いたいの?」
「ちゃうちゃう、こっち」
最後のひとつを口に放り込んだファットに手招きされて大きな体によいしょとよじ登る。今はかなり低脂肪な状態だが、体の大きさから家具も大きく、ソファーも特注サイズだ。
女性の平均身長である私がソファに座るには、少しばかり体に余る。呼ばれた通りにファットの足の間に収まると後ろからぎゅっと抱きしめられた。
ソースの香りがして、ちょっとだけお腹が減る気がした。
「こっちも増えたやろ、先に買い替えが必要とちゃう?」
こっち、とは?
聞き返そうとして上を向くと、含みを持った笑顔でにーっと口角を上げている。大きな口が薄く開くと唇が降りてきた。
ちゅっちゅ、啄むようなキスが段々と深くなる。ソース味の口付けは色気も何もないはずなのに、息をする間を適度に与えられて、そんなことも気にならなくなってきた。
するり、と服に手が伸びて適当に着ていただけのニットを脱がされる。部屋着にしていたニットの下にインナーシャツは着ていない。 何もテーブルの後片付けをする前に始めなくても、なんて思っていると、楽しそうにくふくふ笑っている。
「増えたんはここも、やんな」
ぷに、と触れた胸元。確かにほんの少し、大きくなった気がする。
元よりそんなに大きい方ではないが、生理前でもないのに下着がキツイような。
「ボディラインが出る服やと下着合ってへんなーって」
「ファットのすけべ」
「好きな子は見てまうだけですー」
アンダーは窮屈ではない、のなら増えたのはファットがよく触るせいなんじゃないかなと思わなくもないけど。とりあえず今夜はベッドの上でダイエットに付き合ってもらうとして、暫くはオーバーサイズの洋服だけを着ることに決めた。
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