ホークス短編
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ガタン、と大きな音がした。それは恐らく洗面所からで、何かを落としてしまったような音だった。
ホークスにしては珍しいなと思いながら時計を確認すると、朝の六時過ぎ。きっと出勤の支度をしているのだろう。
「ホークス、大丈夫?」
ベッドから声をかけるが、聞こえているかは分からない。何せホークスが物を落とすと言うのは、とても珍しい失敗だからだ。
普段ならば何かが落ちそうになっても咄嗟に剛翼を使ってキャッチする。
それが出来なかったと言うことは、つまり相当寝ぼけているのかもしれない。
少しだけ心配になって、私にとっては少し早いがベッドから降りることにした。
パジャマの上からカーディガンを羽織って、洗面所に向かう。
念のためノックをしてから扉を開けようとすると、内側から強めの力で扉が押されているのか、びくともしなかった。
「ちょっと、ホークス? まさか倒れたりはしてないよね?」
嫌な想像が脳裏をよぎり、慌てて何度か扉を叩く。
「だ、大丈夫ですから!」
中から聞こえてきた声に、意識はあるようでひとまずは安堵する。
それでも扉を開けて出てこようとしないホークスに、気持ちが心配から疑念に変わってきてしまい首を傾げた。
洗面所は決して広くはないし、奥の浴室でシャワーを浴びている気配もない。
特段何でもない状況だけに、理由が分からなかった。だとしたら何故目の前の扉はちっとも開けてもらえないのだろうか。
「何かあったの?」
「……」
「答えないなら事務所に報告して男手呼んで扉を開けてもらうけど」
「それはやめてください……!」
ホークスは慌てたような声で人を呼ぶことを拒否しているが、ここまで来て、はて、と先ほどとは違う意味で疑問が浮かぶ。
「本当にホークス……?」
い やもしここにホークス以外の人間がいたとしたなら、それはそれで別の大きな問題に発展してしまう。
不法侵入者かと言われればそうではなく、気配と言えばいいのか、慣れた雰囲気はあるものの、どうにも違和感が拭えなかった。
寝起きにしても普段と声が違う、そんな気がしたからだ。そうなると別人なのかと問われてもノーとは言えない不思議な感覚が付きまとう。
「……驚かないでくださいね?」
そう言いながらも扉を開けることに躊躇っているのか、ゆっくりと開いていく。
「ホークス……だよね?」
「はい、一応ホークスです」
開かれた扉の向こうにいたのは、ホークスだけどホークスではなかった。
確かに眠る前に見たホークスのパジャマ姿だったが、如何せん小柄になってしまっているのか大きなサイズのパジャマを無理やり着ているような不格好さがある。
そう、まるで私がホークスのパジャマを借りた時のような。そこまで思い当って、もしかしてとホークスに手を伸ばす。
「なっ、何すんですか!」
「おっぱいある!」
触れた胸元には剛翼を支えるための胸筋と胸板ではなく、ふにふにとやわらかい――女性の胸がしっかりと存在を主張していた。
ホークスにしては珍しいなと思いながら時計を確認すると、朝の六時過ぎ。きっと出勤の支度をしているのだろう。
「ホークス、大丈夫?」
ベッドから声をかけるが、聞こえているかは分からない。何せホークスが物を落とすと言うのは、とても珍しい失敗だからだ。
普段ならば何かが落ちそうになっても咄嗟に剛翼を使ってキャッチする。
それが出来なかったと言うことは、つまり相当寝ぼけているのかもしれない。
少しだけ心配になって、私にとっては少し早いがベッドから降りることにした。
パジャマの上からカーディガンを羽織って、洗面所に向かう。
念のためノックをしてから扉を開けようとすると、内側から強めの力で扉が押されているのか、びくともしなかった。
「ちょっと、ホークス? まさか倒れたりはしてないよね?」
嫌な想像が脳裏をよぎり、慌てて何度か扉を叩く。
「だ、大丈夫ですから!」
中から聞こえてきた声に、意識はあるようでひとまずは安堵する。
それでも扉を開けて出てこようとしないホークスに、気持ちが心配から疑念に変わってきてしまい首を傾げた。
洗面所は決して広くはないし、奥の浴室でシャワーを浴びている気配もない。
特段何でもない状況だけに、理由が分からなかった。だとしたら何故目の前の扉はちっとも開けてもらえないのだろうか。
「何かあったの?」
「……」
「答えないなら事務所に報告して男手呼んで扉を開けてもらうけど」
「それはやめてください……!」
ホークスは慌てたような声で人を呼ぶことを拒否しているが、ここまで来て、はて、と先ほどとは違う意味で疑問が浮かぶ。
「本当にホークス……?」
い やもしここにホークス以外の人間がいたとしたなら、それはそれで別の大きな問題に発展してしまう。
不法侵入者かと言われればそうではなく、気配と言えばいいのか、慣れた雰囲気はあるものの、どうにも違和感が拭えなかった。
寝起きにしても普段と声が違う、そんな気がしたからだ。そうなると別人なのかと問われてもノーとは言えない不思議な感覚が付きまとう。
「……驚かないでくださいね?」
そう言いながらも扉を開けることに躊躇っているのか、ゆっくりと開いていく。
「ホークス……だよね?」
「はい、一応ホークスです」
開かれた扉の向こうにいたのは、ホークスだけどホークスではなかった。
確かに眠る前に見たホークスのパジャマ姿だったが、如何せん小柄になってしまっているのか大きなサイズのパジャマを無理やり着ているような不格好さがある。
そう、まるで私がホークスのパジャマを借りた時のような。そこまで思い当って、もしかしてとホークスに手を伸ばす。
「なっ、何すんですか!」
「おっぱいある!」
触れた胸元には剛翼を支えるための胸筋と胸板ではなく、ふにふにとやわらかい――女性の胸がしっかりと存在を主張していた。
