焦凍短編
名前変換が必要な場合はどうぞ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「明日、世界が滅亡するんだって」
そう言うと彼はきょとんとした顔で首を傾げていた。
ネットサーフィンで見かけた噂話は尾ひれを付けて華麗に波乗りをしている。それを知らなかったようで、心底不思議そうな顔をしていた。
「予言の個性でもあったのか?」
「違うよ、噂話」
「なまえちゃんは、信じてる?」
「信じてないけど、明日で何もかもなくなるってなったら、焦凍くんは今日どうすごすのかなって思っただけ」
真剣な顔で考え込んでいる彼を見て、真面目な人にする質問じゃなかったかなと反省していると、突然ぎゅうと抱きしめられた。
「ど、どしたの」
「明日で世界がなくなるなら、その瞬間まで離したくねぇなって」
ぎゅうぎゅう。
力強く抱きしめるからちょっと苦しいけれど、きっと彼なりに真剣に考えてくれたのだろう。いつでもまっすぐな彼は、絶対に嘘をつかない。
「不安にさせちゃった?私も焦凍くんとくっついていたいよ」
「大丈夫だ、なまえちゃんもそうなら嬉しい」
少しだけ腕の力を緩めて、私の頬にキスを落とす。反対の頬、おでこ、鼻先。
それからゆっくり見つめ合って、くちびるに。
「絶対に離さないでね」
「勿論、任せておいてくれ」
笑いあって、抱きしめ合う。
本当に世界が終わっても、変わらずに未来があっても、いつだって君と一緒にいたいから。
そう言うと彼はきょとんとした顔で首を傾げていた。
ネットサーフィンで見かけた噂話は尾ひれを付けて華麗に波乗りをしている。それを知らなかったようで、心底不思議そうな顔をしていた。
「予言の個性でもあったのか?」
「違うよ、噂話」
「なまえちゃんは、信じてる?」
「信じてないけど、明日で何もかもなくなるってなったら、焦凍くんは今日どうすごすのかなって思っただけ」
真剣な顔で考え込んでいる彼を見て、真面目な人にする質問じゃなかったかなと反省していると、突然ぎゅうと抱きしめられた。
「ど、どしたの」
「明日で世界がなくなるなら、その瞬間まで離したくねぇなって」
ぎゅうぎゅう。
力強く抱きしめるからちょっと苦しいけれど、きっと彼なりに真剣に考えてくれたのだろう。いつでもまっすぐな彼は、絶対に嘘をつかない。
「不安にさせちゃった?私も焦凍くんとくっついていたいよ」
「大丈夫だ、なまえちゃんもそうなら嬉しい」
少しだけ腕の力を緩めて、私の頬にキスを落とす。反対の頬、おでこ、鼻先。
それからゆっくり見つめ合って、くちびるに。
「絶対に離さないでね」
「勿論、任せておいてくれ」
笑いあって、抱きしめ合う。
本当に世界が終わっても、変わらずに未来があっても、いつだって君と一緒にいたいから。
