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第一章:このままの身体では……

「じゃあな!」

この日も授業が終わるなり、俺は元太達に声をかけ帰ろうとした。

「待って、コナン君!」
「僕達も行きます!」
「あ、いやこれから病院だからさ…」

そう言って、歩美や光彦達にいう俺に…更に突っ込むように言ってくる。

「だから、僕達も病院付き合いますよ!」
「え?いいって!」
「いいから、行こうコナン君!」
「行こうぜ!」

そう言って、歩美は俺の手を引き元太はランドセル越しに俺の背中を押してくる。

そうして、俺は途中で合流した蘭と一緒に病院に付き添われる形で診察を受けに行った。

「やあ、おかえりコナン君!」
「みんなが付いていくって来ちゃって…」

俺は半ば強引に付いてきた元太達を見ながら苦笑いを浮かべ先生に言った。

「いいよいいよ、さあおいで!」

そんな俺の後ろから顔を覗かせる元太達に笑いながら出迎えてくれる先生。俺は、先生に促され…診察室の椅子に座った。

「口開けて…」
「あー」

俺は先生に促され口を大きく開けた。すると先生はペンライトで口の中を照らし診ると次の瞬間には“うん”といい、ペンライトを置いた。

「大丈夫そうだね…扁桃腺の腫れも引いてるみたいだし…」
「ありがとう、先生!」

そう言って、俺は先生にお礼を言う。その後は、聴診器で診察されるが異常なしと言うことでこの日はいつもより早く診察は終わりとなった。

「薬は残ってますか?」
「はい、大丈夫です!」

先生は蘭に薬の在庫の確認をすると、蘭は先生の問いに笑って答えていた。

「そうですか、じゃあ大丈夫そうですね…じゃ、コナン君!いつもの様に、薬は忘れずにちゃんと飲むんだよ!」
「うん、分かった!」
「今回の事で薬増えたけど、すぐに減るから安心して……」

先生は、薬が増えた事で不安になってる俺や蘭を安心させるかのように、言葉を添えた。

「皆もありがとね、コナン君は大丈夫だよ!今の所はだけどね……」
「「よかった~」」

俺の後ろで心配してるこいつらに先生は声を掛けた。そんな言葉を聞いて元太達は喜んで3人とも顔を見合わせていた。



その後、俺達は病院を後にした。

俺は蘭に手を引かれ、それを挟むようにして元太歩美光彦と並んで歩いていく。

探偵事務所に近づく手前で蘭はみんなに声を掛けた。

「じゃあ、みんな…今日はありがとう」
「いえ!」
「またね!」
「じゃあな、コナン!」
「おう、ありがとな」

そんな言葉を交わし俺と蘭は探偵事務所階段を上がっていく。

そんな俺達を待っていたかのように、出迎えた人物に顔を覗きこまれた。
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