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新一とコナン②

「着いたーーー!!」

父さんが運転する車がスキー場に到着した途端…コナンは一目散に車から飛び出した…。

「まてよ、コナン!!」

そんなコナンを追いかけて捕まえる俺は…初めて見る雪に興奮していたコナンを見て、笑っていた…。

「兄ちゃん雪だよ~~!!」
「分かったから、ほら着替えに行くぞ!!」
「うん!!」

そういって、コナンをロッジに連れて行こうとした俺に父さんは声をかけて来た…。

「新一……コナンは父さん達が見てるから、二人で滑ってくるといい…」
「あっ、でも…」

そう言われ…コナンを横目で見ると、母さんと一緒に雪で形を作って遊んでいた…。

「それに…早く行かないと、コナンに捕まるぞ…」
「そうだな!!ありがとう、父さん…」

そう言われて、急いで服部に声をかけると…ロッジに連れられたコナンと別れて、俺達はリフトに急いだ…。






「ほんま~、騒がしいガキやな…」

コナンから離れた俺と服部は、リフトに乗っていた…。

「いつもあんなんだよ…ま、まだ子供だから仕方ないけど…」
「下行ったら、また煩いんに捕まるよって…ちょっとした休息やな…」

そう言って、俺たちは下で母さん達とふてくされてるだろうコナンの話をしながら、笑っていた…。


その後。

リフトで頂上に着いた俺達は、競いながら下へ滑り降りた……。

「工藤~~ちゃーんと、着いてこいやー!!」
「良く言うぜ……」

にやにやと笑って競争心を高められた服部を追い越そうと…軽快に、積雪を滑りながら、コナンの元へと降りて行った……。





案の定…。

コナンはほっぺを膨らませて、俺達を見つめる姿がそこにあった…。
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