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新一とコナン②

ピーンポーン……。

朝、7時頃…玄関のチャイムの音が聞こえて慌てて玄関の扉を開けた…。

「よっ!」
「服部……」

玄関を開けた俺は、その人物の突然の登場に驚いて名前を呼んだ…。

「今日だったか??」

その訪問に目を丸くして、俺は服部の侵入を許した…。

「なんや…忘れとったんかいな…」
「悪い…最近ちょっと、いろいろあってな…」

言い訳にしか聞こえないであろう、俺の言葉に反応して服部は聞いていた…。

「いろいろって、なんや??」
「別に、対した事じゃ無いから…」

その質問に、俺ははぐらかしながら服部をリビングに案内していた…。

「そういや、弟おる言うとったな…」
「あっ??ああ…まだ寝てるよ…」

コナンの部屋を通り過ぎながら…服部に説明する…。

「もしかして、ここか?弟の部屋……」

そう言って、服部はコナンの部屋の扉に手をかける…それを慌てて俺は止めた…。

「やめろよ……」
「ええやないか、ちょっとくらい…」
「起きるとうるせーんだよ!!」
「ちょっと見るだけやって……」

俺の制止も聞かず…服部はコナンの部屋の扉を開け、コナンに近寄った…。

「たくっ……」

俺は服部の行動に少し呆れながら、服部の後ろからコナンを覗く…。

顔を半分出しながら、バンザイしながら寝てるコナンに服部は鼻を突っついた…。

「おい、服部…」

度々危なっかしい行動する服部に俺は焦るが、服部は終始笑顔だった……。

「うーん…」

そんな服部に鼻を突っつかれたコナンは顔を歪ませて、服部の手を振り払った…。

「もういいだろ?行こうぜ?」

歯止めをきかせた俺は、強引に服部の背中を押すとコナンの部屋を後にした…。
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