✩.*˚警察官を目指すコナン✩.*˚
月曜日になり、コナンは名残惜しくもあるが…警察学校に戻っていった。
そして、その日の夕方…哀と息子の勇嗣は仲良く退院して行った。しばらくは、有希子に色々助けてもらう事もあって、阿笠邸ではなく、工藤邸に帰宅する事になっていた為に、まっすぐ工藤邸へ向かった。
警察学校に戻ったコナンは、同期生や教官の先生に顔を合わせるとこの間の体調の事を真っ先に心配されていた。
「大丈夫か?工藤?」
「あ、はい。もう大丈夫です。すいません…」
「それならいいんだが…気をつけるんだぞ?」
「はい。」
そう言って、教官の先生に頭を下げた。
教場に戻るなり、一人の同期生が声を掛けてきた。
「おい、工藤…大丈夫か?」
「あ、うん。大丈夫。ごめん、何か色々やってくれたみたいで…」
そう言ってお礼を言うコナンに、同期生は大丈夫だといいながらあの後の事を教えてくれた。
「あの後お前の兄貴が来てさ、色々聞かれたんだ。あの、退職になった奴のこと調べに来たみたいでさ…俺も色々聞かれたよ。」
「そうなんだ」
「まあ、でもあいつももうここにはいないし、心配すんなって言ってたよ。」
そう言って、あの日の事を教えてくれる同期生は新一の事を印象よく受け止めている様子だった。
「それとな…」
そう言って、二っと笑顔を浮かべると…コナンに悪戯っぽい表情を向けて言った。
「甘えん坊だけど、よろしくなって言って帰ってったよ!」
「別に、甘えん坊なんかじゃ、ないよ!!」
そう言って、ムキになって歯向かうコナンは少し声が大きくなり教場中に響き渡る。そんなコナンは他の同期生の皆に余計に笑われてしまうのだった。
それから、コナンは残りの警察学校の訓練を必死に受講していた。相変わらずきつい訓練ではあるものの…その必死さは、哀や息子の勇嗣の為に頑張っている様子が伺えた。
そして、いつもの通り、金曜日は自宅に帰る日…コナンは急ぎ足で退院した哀や勇嗣がいる工藤邸へ向かった。
「ただいま」
「おかえり、コナンちゃん!」
コナンが玄関の扉を開けると、有希子が顔を出し哀と二人で勇嗣を連れて丁度出かける所で、哀は勇嗣をベビーカートに乗せている所だった。
「丁度いいわ、勇嗣の事見ててくれない?」
「え?僕!?」
「すぐ帰るから…ミルクもさっきあげたところだし…大丈夫だと思うから…」
「え、うん。分かった!!」
そう言って、任されたコナンは勇嗣の所へ駆け寄った。さっきミルクを貰ったらしく、ベビーベッドの中に戻すと、勇嗣スヤスヤ寝息を立てて眠っていた。
気がつけば、その部屋はコナンが産まれた時に育てられた部屋だったのを気づいた。ここでよく新一や両親に育てられた事を思い出しながら、今度は自分が息子を育てる事になるんだなと思いながら、ガラガラを鳴らしながらベビーベッドに寄り掛かりながら見つめていた。
しばらく大人しく眠っていた。勇嗣だったが、グズって泣き出してしまった。コナンは一生懸命ガラガラを鳴らしながらあやしていたが泣き止まず新一に電話をかけた。
「コナンか?どうした?」
「どうしよう、兄ちゃん!勇嗣が泣き止まないんだ…どうすればいいか分からなくて…」
そう言いながら、何故かコナンは新一に電話を掛けていた。
「母さん達いないのか?」
「買い物行ってる間任されたんだけどさ…僕こういうのやった事ないし分からなくて……どうしよう、兄ちゃん!」
「うーん。分かった!ちょっと行ってやるから待ってろ」
新一は、コナンが向こう側で泣きそうな声で助けを求めてる間の電話中も、勇嗣は大きな声で泣いていた。電話を切った後でも、コナンは"勇嗣~あー、どうしよう~"と言いながら、何をどうしていいか分からないまま、オドオドとしていた。
それからも、勇嗣を抱き上げながらあやしていても泣き止むことはなく、そうこうしている内に有希子と哀は買い物を終え帰宅した。
有希子と哀が話しながら玄関を入る時、奥から鳴き声が聞こえ、慌てて駆け寄る二人。
二人の前には、困った顔をしながら今にも泣きそうなコナンが勇嗣を抱えている様子に有希子も哀も笑いが込み上げていた。
「どうすればいいの?全然泣き止まないんだよ」
「ミルクはさっきあげたから…オムツかな?」
「ごめん。」
「仕方ないわよ、やった事ないんだから…」
そう言う哀に申し訳なさそうな表情で謝るコナン。その腕で眠っている勇嗣を見る哀は、勇嗣に"ごめんね~"と言って、頬っぺをチョンと突っついた。
一先ず、コナンの腕で泣いてる勇嗣を抱き上げる有希子は、手馴れた様子であやしながら勇嗣に声をかける。
「オムツ替えましょうね~勇嗣ちゃんも、パパみたいに甘ったれになっちゃうのかしらね~」
「もう、お母さん!そんな事ないって…」
そう言いながら、コナンはムッとながら歯向かっていた。そうこうしているうちに、コナンが助けを求めた新一がやって来て有希子と哀が勇嗣をあやしてる様子を見るなり安堵しながらコナンに言う。
「なんだ、大丈夫そうじゃねーか。」
「あら、新ちゃん…どうしたのよ?」
「あー、ちょっとな。」
そう言って、新一はコナンに笑みを向けた。
「ごめん、兄ちゃん!」
その言葉を察した哀はコナンに詰め寄りながら、問いかける。
「あなたまさか、お兄さんに電話したんじゃないでしょうね?」
「え…」
「やっぱり…まったく、もうパパなんだから…1人で何とか出来ないの?」
「だって…」
見兼ねた新一は、そのやり取りの間をまーまーと割って入るとコナンを庇うように哀に話した。
「コナンはまだ子供の事慣れてねーし、それにほらまだ警察学校卒業してないしで大変なんだから、勘弁してやってくれよ」
「それはそうだけど…」
「それにコナンも…少しづつ子育てとかやって行かないとな?」
「うん。」
コナンは警察学校があるから、産婦人科で父親教育等に参加出来ないでいた。無理もないが、どうやって育てればいいか…分からなかったのだ。そんなコナンに、新一は大丈夫だと宥めていた。
その後、落ち着いた様子の勇嗣をみて安堵した新一は帰宅し…有希子と哀とコナンは勇嗣を見ながら、久しぶりの食事をしていた。そして、この家で…勇嗣を交えて食事を摂るのは初めての感覚で…家族が増えた実感さえしていた。
「それで?どうなの?コナンちゃん…?警察学校は、卒業出来そう!?」
「うん。大丈夫だよ!後2ヶ月も切ったし…ちゃんと卒業しないと…あ、哀が……結婚してくれないから…」
そう哀の名前を呼ぶコナンも名前を呼ばれた哀も少々照れくさそうにしていたが、有希子は名前を呼ぶ変化を感じつつ…あえて触れずに"そう"と言うだけで二人を見守っていた。
「でもよかったわね、無事に名前決まって…」
「はい。ギリギリになってしまいましたけど…明日二人で出してこようと思って。」
「本当に、コナンちゃんはいつもギリギリなんだから…でも、赤ちゃん作るのは早かったけどねえ~」
そう言って、有希子はまたコナンをからかいながら、楽しそうに笑っていた。
「もう!お母さん、それ言うの止めてって前にも言ったじゃない!」
「ふふふ…」
そうやってからかわれるコナンは、その隣で哀が笑っているのを見て、一緒に笑っていた。
優作は相変わらず外国での仕事が忙しく、なかなか帰って来れないが…コナンの警察学校の卒業式には何とか参列出来る様に執筆を急いでいる様だ。
「でも、警察学校行くってなった時は、本当に心配していたのよ~?でも、こんなに頑張るなんて~ふふふ…ぜーんぜん想像してなかったんだからあ~」
「もう!少しは信じてよ~」
「だって~甘ったれなんだも~ん」
有希子に弄られる度に、コナンはムッとしていた。だけど、そのコナンの成長ぶりは…有希子にとって嬉しいものだった。
笑ってコナンをからかっている有希子だが、もうすぐ卒業という所まで続いているのが信じられない気持ちでいた。
「あの甘えん坊がね~」
そう言って、有希子は食事を終えたテーブルに頬杖を付きながら、コナンを見る。そんなコナンは食事を口に放り込みながら、箸を咥えながら母親を不思議な気持ちで見つめていた。
翌日、コナンと灰原は勇嗣を有希子に預けて…市役所へ向かい、出生届を無事に出す事が出来た。これで、一安心だと二人は想い…顔を見合わせる。
「後は、婚姻届ね!」
「うん…結婚、ちゃんとしてくれるよね?」
「何心配してんのよ!当たり前じゃない!」
哀がそう応えると、コナンはホッとしたように満面の笑みを浮かべていた。そんな二人は、出生届を出した帰り、手を繋いで帰宅していた。
「僕、頑張るからさ…後少しだけ、待ってて。」
そう話すコナンの手を握りしめながら、哀は頷きながら、返事を返す。
「待ってる…ここまで信じて待ってたんだもの。2ヶ月くらい、待てるわよ。」
「ありがとう」
そう言って、久しぶりの二人だけの時間を味わいながら、コナンと哀はゆっくりと工藤邸へ歩を進めていた。
だけど、卒業した後…また再度警察学校に戻る事になる事はこの時のコナンはまだ知らなかった。
そして、その日の夕方…哀と息子の勇嗣は仲良く退院して行った。しばらくは、有希子に色々助けてもらう事もあって、阿笠邸ではなく、工藤邸に帰宅する事になっていた為に、まっすぐ工藤邸へ向かった。
警察学校に戻ったコナンは、同期生や教官の先生に顔を合わせるとこの間の体調の事を真っ先に心配されていた。
「大丈夫か?工藤?」
「あ、はい。もう大丈夫です。すいません…」
「それならいいんだが…気をつけるんだぞ?」
「はい。」
そう言って、教官の先生に頭を下げた。
教場に戻るなり、一人の同期生が声を掛けてきた。
「おい、工藤…大丈夫か?」
「あ、うん。大丈夫。ごめん、何か色々やってくれたみたいで…」
そう言ってお礼を言うコナンに、同期生は大丈夫だといいながらあの後の事を教えてくれた。
「あの後お前の兄貴が来てさ、色々聞かれたんだ。あの、退職になった奴のこと調べに来たみたいでさ…俺も色々聞かれたよ。」
「そうなんだ」
「まあ、でもあいつももうここにはいないし、心配すんなって言ってたよ。」
そう言って、あの日の事を教えてくれる同期生は新一の事を印象よく受け止めている様子だった。
「それとな…」
そう言って、二っと笑顔を浮かべると…コナンに悪戯っぽい表情を向けて言った。
「甘えん坊だけど、よろしくなって言って帰ってったよ!」
「別に、甘えん坊なんかじゃ、ないよ!!」
そう言って、ムキになって歯向かうコナンは少し声が大きくなり教場中に響き渡る。そんなコナンは他の同期生の皆に余計に笑われてしまうのだった。
それから、コナンは残りの警察学校の訓練を必死に受講していた。相変わらずきつい訓練ではあるものの…その必死さは、哀や息子の勇嗣の為に頑張っている様子が伺えた。
そして、いつもの通り、金曜日は自宅に帰る日…コナンは急ぎ足で退院した哀や勇嗣がいる工藤邸へ向かった。
「ただいま」
「おかえり、コナンちゃん!」
コナンが玄関の扉を開けると、有希子が顔を出し哀と二人で勇嗣を連れて丁度出かける所で、哀は勇嗣をベビーカートに乗せている所だった。
「丁度いいわ、勇嗣の事見ててくれない?」
「え?僕!?」
「すぐ帰るから…ミルクもさっきあげたところだし…大丈夫だと思うから…」
「え、うん。分かった!!」
そう言って、任されたコナンは勇嗣の所へ駆け寄った。さっきミルクを貰ったらしく、ベビーベッドの中に戻すと、勇嗣スヤスヤ寝息を立てて眠っていた。
気がつけば、その部屋はコナンが産まれた時に育てられた部屋だったのを気づいた。ここでよく新一や両親に育てられた事を思い出しながら、今度は自分が息子を育てる事になるんだなと思いながら、ガラガラを鳴らしながらベビーベッドに寄り掛かりながら見つめていた。
しばらく大人しく眠っていた。勇嗣だったが、グズって泣き出してしまった。コナンは一生懸命ガラガラを鳴らしながらあやしていたが泣き止まず新一に電話をかけた。
「コナンか?どうした?」
「どうしよう、兄ちゃん!勇嗣が泣き止まないんだ…どうすればいいか分からなくて…」
そう言いながら、何故かコナンは新一に電話を掛けていた。
「母さん達いないのか?」
「買い物行ってる間任されたんだけどさ…僕こういうのやった事ないし分からなくて……どうしよう、兄ちゃん!」
「うーん。分かった!ちょっと行ってやるから待ってろ」
新一は、コナンが向こう側で泣きそうな声で助けを求めてる間の電話中も、勇嗣は大きな声で泣いていた。電話を切った後でも、コナンは"勇嗣~あー、どうしよう~"と言いながら、何をどうしていいか分からないまま、オドオドとしていた。
それからも、勇嗣を抱き上げながらあやしていても泣き止むことはなく、そうこうしている内に有希子と哀は買い物を終え帰宅した。
有希子と哀が話しながら玄関を入る時、奥から鳴き声が聞こえ、慌てて駆け寄る二人。
二人の前には、困った顔をしながら今にも泣きそうなコナンが勇嗣を抱えている様子に有希子も哀も笑いが込み上げていた。
「どうすればいいの?全然泣き止まないんだよ」
「ミルクはさっきあげたから…オムツかな?」
「ごめん。」
「仕方ないわよ、やった事ないんだから…」
そう言う哀に申し訳なさそうな表情で謝るコナン。その腕で眠っている勇嗣を見る哀は、勇嗣に"ごめんね~"と言って、頬っぺをチョンと突っついた。
一先ず、コナンの腕で泣いてる勇嗣を抱き上げる有希子は、手馴れた様子であやしながら勇嗣に声をかける。
「オムツ替えましょうね~勇嗣ちゃんも、パパみたいに甘ったれになっちゃうのかしらね~」
「もう、お母さん!そんな事ないって…」
そう言いながら、コナンはムッとながら歯向かっていた。そうこうしているうちに、コナンが助けを求めた新一がやって来て有希子と哀が勇嗣をあやしてる様子を見るなり安堵しながらコナンに言う。
「なんだ、大丈夫そうじゃねーか。」
「あら、新ちゃん…どうしたのよ?」
「あー、ちょっとな。」
そう言って、新一はコナンに笑みを向けた。
「ごめん、兄ちゃん!」
その言葉を察した哀はコナンに詰め寄りながら、問いかける。
「あなたまさか、お兄さんに電話したんじゃないでしょうね?」
「え…」
「やっぱり…まったく、もうパパなんだから…1人で何とか出来ないの?」
「だって…」
見兼ねた新一は、そのやり取りの間をまーまーと割って入るとコナンを庇うように哀に話した。
「コナンはまだ子供の事慣れてねーし、それにほらまだ警察学校卒業してないしで大変なんだから、勘弁してやってくれよ」
「それはそうだけど…」
「それにコナンも…少しづつ子育てとかやって行かないとな?」
「うん。」
コナンは警察学校があるから、産婦人科で父親教育等に参加出来ないでいた。無理もないが、どうやって育てればいいか…分からなかったのだ。そんなコナンに、新一は大丈夫だと宥めていた。
その後、落ち着いた様子の勇嗣をみて安堵した新一は帰宅し…有希子と哀とコナンは勇嗣を見ながら、久しぶりの食事をしていた。そして、この家で…勇嗣を交えて食事を摂るのは初めての感覚で…家族が増えた実感さえしていた。
「それで?どうなの?コナンちゃん…?警察学校は、卒業出来そう!?」
「うん。大丈夫だよ!後2ヶ月も切ったし…ちゃんと卒業しないと…あ、哀が……結婚してくれないから…」
そう哀の名前を呼ぶコナンも名前を呼ばれた哀も少々照れくさそうにしていたが、有希子は名前を呼ぶ変化を感じつつ…あえて触れずに"そう"と言うだけで二人を見守っていた。
「でもよかったわね、無事に名前決まって…」
「はい。ギリギリになってしまいましたけど…明日二人で出してこようと思って。」
「本当に、コナンちゃんはいつもギリギリなんだから…でも、赤ちゃん作るのは早かったけどねえ~」
そう言って、有希子はまたコナンをからかいながら、楽しそうに笑っていた。
「もう!お母さん、それ言うの止めてって前にも言ったじゃない!」
「ふふふ…」
そうやってからかわれるコナンは、その隣で哀が笑っているのを見て、一緒に笑っていた。
優作は相変わらず外国での仕事が忙しく、なかなか帰って来れないが…コナンの警察学校の卒業式には何とか参列出来る様に執筆を急いでいる様だ。
「でも、警察学校行くってなった時は、本当に心配していたのよ~?でも、こんなに頑張るなんて~ふふふ…ぜーんぜん想像してなかったんだからあ~」
「もう!少しは信じてよ~」
「だって~甘ったれなんだも~ん」
有希子に弄られる度に、コナンはムッとしていた。だけど、そのコナンの成長ぶりは…有希子にとって嬉しいものだった。
笑ってコナンをからかっている有希子だが、もうすぐ卒業という所まで続いているのが信じられない気持ちでいた。
「あの甘えん坊がね~」
そう言って、有希子は食事を終えたテーブルに頬杖を付きながら、コナンを見る。そんなコナンは食事を口に放り込みながら、箸を咥えながら母親を不思議な気持ちで見つめていた。
翌日、コナンと灰原は勇嗣を有希子に預けて…市役所へ向かい、出生届を無事に出す事が出来た。これで、一安心だと二人は想い…顔を見合わせる。
「後は、婚姻届ね!」
「うん…結婚、ちゃんとしてくれるよね?」
「何心配してんのよ!当たり前じゃない!」
哀がそう応えると、コナンはホッとしたように満面の笑みを浮かべていた。そんな二人は、出生届を出した帰り、手を繋いで帰宅していた。
「僕、頑張るからさ…後少しだけ、待ってて。」
そう話すコナンの手を握りしめながら、哀は頷きながら、返事を返す。
「待ってる…ここまで信じて待ってたんだもの。2ヶ月くらい、待てるわよ。」
「ありがとう」
そう言って、久しぶりの二人だけの時間を味わいながら、コナンと哀はゆっくりと工藤邸へ歩を進めていた。
だけど、卒業した後…また再度警察学校に戻る事になる事はこの時のコナンはまだ知らなかった。