コ蘭短編小説
「コナンくーん、帰るよー!!」
部活で遅くなった私は、急いで家へ帰る途中……。
まだ歩美ちゃん達と公園でサッカーをしていたコナン君に声をかけた……。
「あっ、蘭ねーちゃん……じゃ、また明日な!!」
コナン君はそういうと、歩美ちゃん達にさよならして…私の所へ駆けて来た……。
「帰ろう?コナン君……遅くなっちゃったね……」
「うん!!」
サッカーボールを弾ませながら歩くコナン君と一緒に、帰り道を歩いていた……。
「帰るの遅くなっちゃったから、お父さん怒ってるかな……?」
「大丈夫だよ、きっと競馬でも聞いてるんじゃない!?」
「そうだよね…」
そう言いながら、私達は微笑みあっていた……。
「ただいまー……」
そう言いながら、事務所のドアを開けると……お父さんの騒がしい声が聞こえて来た……。
「そこだそこだ!!いけーーーー!!」
その声を聴きながら、私もコナン君は思った通りだと思い、笑いながら見つめあっていた……。
「あ~~、蘭飯~~」
「はいはい、今作るから……」
どうやら、今日は完敗みたい……。
お父さんには、美味しいご飯作ってあげなきゃね……。