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コ蘭短編小説

バレンタインのお返し…蘭に何がいいかと考えていたけど、結局何も変哲もないただの“のど飴”


それでも蘭は、嬉しそうにのど飴を舐めてくれていた……。



そんな、飴でも…蘭にとっては喜ばしいことなのかもしれない…。



ちゃんと、あげたかったけど……今の俺にはそれはまだ出来ねーんだ……。


いつまでも待たせて悪いと思っているけど……。


もう少しだけ、待っててくれよな……。



その時がきたら、ちゃんと渡すからさ……。



蘭……腹だして寝てんじゃねーぞ……。





今……なんか、新一の声が…………フッ気のせいね…………。


あいつがいる訳ないもん……。



さ、夕飯の支度しよ……。



「コナンくーん、夕飯何がいい??」

「何でもいいよ……」



……たくっ…………。
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