私のヒーロー(爆豪)
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ベンチに座って沈黙が続く。
なんて言ったらいいんだろう、、
てか、またなんか怒ってる?爆豪の顔をチラッと横目で見るが、、ぶすっとして座ったままだ。
沈黙に耐えられなくなり
『ほんと、、今日はありがとう。爆豪来てくれて嬉しかった』
すると沈黙が続いた割に、すっと返事が返ってくる。
「わーったから、、、つーかお前も気をつけろよ。、、、、今日肌だしすぎだろ」
『え?』
自分の耳を疑う。
まさかそんな言葉が、あの爆豪から出てくるなんて、、てか馬子にも衣装とか言ってたじゃん。
『ヤオモモから借りた水着、、セクシー過ぎだったよね』
「そーゆーことじゃねぇよ、んなの他の奴らにホイホイ見せてんじゃねぇよ、、」
『え?!』
もう今日の爆豪はおかしい。
いつもの爆豪みたいに、、私のこと馬鹿にしたり文句言ったり、、そういう感じが全く感じ取れない。
「、、、、俺だけでいいってんだ。それは」
ぶすっと俯き、がさっとポケットに手を突っ込んで表情はわからない。
『それは、、こういう姿を見せるのは俺だけにしておけってこと?それは、、、え?、、つまり、、』
「あぁ!!?んだよ。わかんねーんかよ!!何度も言わせんな」
「お前のことが、、、、好きだ」
えぇー!!////そういう事、、?!
『、、、//びっくりした、、え?爆豪、、そーゆー事?うわぁ、、まじ?』
驚き過ぎて動揺が隠せないし、こういう時は語彙力皆無。
今日はすごく楽しかったし、あの時助けてくれた彼は本物のヒーローだった。
私は今まで爆豪のこと苦手ってずっと思ってたけど、、内心今日みたいに仲良くしたいってどこかで思ってた部分もあった。
そうすれば彼のわからない部分、見せない所も見られると思っていた。
あぁ、、私のが先に爆豪のこと気になってたんだね。
きっと最初から、、
『あ、、あのさ、、爆豪、、私びっくりしちゃって』
「わーってるよ。んなこと急に言われても、お前の頭じゃ整理つかねーだろ」
『んな!!!なに!その言い方、、、。もう、、ばか!』
そうに言って、爆豪のおでこに思いっきりデコピンした。
「っつ!!!ってーな!!んだよ?!」
それに驚き、彼はバッと顔をあげた。
朱色の目とばっちり目が合う。
『私だって、、、あんたと同じ気持ちだって言ったら、、、どうする?』
すると、爆豪はフッと笑い
「クソが、、」
そう言うと、ゆめの後頭部に手を添えて、グッと自分の方に引き寄せた。
ちゅっと軽いキスをする。
ゆめは初めての事で慌ててしまい、さっと離れて、口を手の甲で覆った。
え、、爆豪がキス!?///
びっくりした、、。色んなことがいっぺんに起こり過ぎてドキドキが止まらない。
「おい。目ぐらい閉じやがれ」
『う、、、うん///びっくりして、、』
そう言って目を閉じると、また爆豪が顔を近づけてきて今度はさっきよりも深いキス。
唇の間を割って入ってきて、絡められる舌に必死でついていく。
腰と頭に手を回され、ぎゅっと引き寄せられる
『ん、、//ん、、、ふぁっ、、』
爆豪の舌がゆめの舌を絡めて離さない。
息が、、うまくできない!
ぎゅっと腰と頭を爆豪に掴まれ引き寄せられていたが、ドンドンと彼の厚い胸板叩き、ぷはっと唇を離す。
『っつ///ば、、ばくご、、うまく息ができない!』
「下手くそが、息くらいちゃんとしろ」
『そんなこと//言われても、、初めてだし』
すると、一瞬爆豪の目がまん丸になり、表情が固まったように見えたが、またフッと笑い
「初めてか、、じゃあこっから全部貰うからな、、覚悟しやがれ」
『ぜっ//ぜんぶって、、、』
「はっ!そんなん自分で考えろや、、、つーか、あいつら見てっからそろそろ帰るぞ」
更衣室の方向に顔を向けた爆豪。
見てみると三奈ちゃんと切島が隠れてニヤニヤしながらこちらを見つめている。
2人の方へ近づき、
『もー!!そんなとこでコソコソ見てないでよ!』
「いやぁ///さすがにあの場面じゃ行けねーだろ」
「うんうん//爆豪頑張ったね!!」
バシッと三奈ちゃんが爆豪の背中を叩く
「いってーな!!!!はっ!こんくらい余裕だわ!!」
「いやぁ、、爆豪、、男だったぜ、、」
くぅっと、切島は感極まっているようだ。
そうして、4人は寮に帰って行った。
今日は本当にいろんな事が密にあった。
自分の気持ちにも気づく事できたし、何より私を助けてくれた爆豪はとても格好良く見えた。
これから、、どんな感じになるかな?
楽しみだな、、と部屋に戻ってベットの中でそう思いながら眠りについた
次の日、共有スペースに行くと
A組のみんなが一斉に集まってきた。
「ねぇ!2人付き合ったの!?おめでとう!!」
「おい!おめーら!!いつの間に!!」
お茶子ちゃんと上鳴が声を1番にかけてきた。
「お前ら、、、オイラがいけなかったプールで、、そんないい雰囲気になりやがってー!!!キャッキャウフフしてんじゃねー!!」
峰田はめちゃくちゃご乱心であった。
「うっぜーな!!!だぁーってろ!!なんだっていいだろ!」
「爆豪に言っても教えてもらえないから、ゆめに聞こう〜!」
と上鳴たちがゆめに近づいてくる。
「お前余計な事言うんじゃねーぞ!!!」
ゆめにビシッと指を指して爆豪がいつもみたいに怒鳴っている。
『えぇ〜??どうしよっかなぁ〜?爆豪ってさ、、けっこー、、「くそがぁ!!!だぁーってろ!!!!」
話そうとすると本気で止めに怒鳴りかけてきた。
けどそれすらも、そんな彼を可愛く感じてしまっているのは、もう爆豪に本気で惚れちゃってるんだろうな、、となったゆめであった。
だいすきだよ。わたしのヒーロー、、
fin...
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