私のヒーロー(爆豪)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は晴れていい天気!
素晴らしいプール日和!なのに、、
昨晩みんなでまったり共有スペースで話をしていると、夏休みにも息抜きが必要だよね、という話になり、A組の子達とプールに行くことになった。
切島が言い始め、上鳴や峰田もめちゃくちゃ行きたがっていたが、バイトがある為その日は行けないらしく、男子は人数が揃わずなんと、切島と爆豪の2人。
女子もなんだかみんな忙しそうで、ゆめと三奈の2人。
ということで、プールまでやってきたメンバー。
「あっちーなー!!最高のプール日和だぜ!なぁ!爆豪!」
切島くんが隣にいる爆豪に話しかける。
はぁ、、切島くんと三奈ちゃんはいいんだけどさ、、よりによってなぜ爆豪がいるん。
絶対こんな流れるプールとかウォータースライダーとか興味ないでしょ、、。
私は爆豪が苦手である。
すぐ怒るし、何かといちゃもんつけてくるし、
声デカいし、怒鳴るし、、、
ほんと苦手なタイプ、、。
同じクラスではあるけど、夏になる今まで喧嘩しかした事がない。
「おい、クソ髪。プールで持久力のトレーニングって言ってなかったか?あ?」
ずいっと、切島に淡々とキレながら言う。
「なーに言ってんだよ!ほら、プールじゃねぇか!これから入ってやりゃいいだろ?」
「、、、帰る」
「は!?マジかよ!待てよ!せっかくきたんだから行くぜー!」
「そーだよ!来たんだから楽しまないと!」
切島と三奈ちゃんが帰ろうとする爆豪を引っ張り呼び止める。
2人の押しに負けたのか、
「、、、あぁ!!くっそ、うぜーな!!!わーったよ!!いいじゃねぇか、、、来たからには遊び倒してやっぞ、、」
爆豪がニヤッと笑い、その言葉を聞き2人の表情はぱーっと明るくなる。
はー、まったくなんで爆豪のご機嫌に合わせなきゃいけないのさ、、
少し憂鬱なままプールに入場した。
ここは大きなプールで、流れるプールや波の出るプール、ウォータースライダーもたくさんあって遊び甲斐がありそうだった。
水着も持ってないのでしょうがないから、ヤオモモから借りて着てみた。
なんだこれ!?着てみて思ったけどめちゃくちゃエロい、、
ビキニのところは首の後ろで結ぶタイプで、色がまた黒だからセクシーさが増している。
下は花柄のパレオが短くなったようなものが、ヒラヒラしている。
「え?!まって!ゆめめっちゃいい!ただエロいけど!」
私の姿をみて三奈ちゃんがとても楽しそうに言ってくる。
『そう?大丈夫かな、、やおもものめっちゃ攻めてる水着だったな、意外だわ。三奈ちゃんもすごく可愛いよ〜!』
三奈ちゃんはスタイルがいいから、水着がとても似合っていた。
髪の毛をまとめて更衣室から出ていき、切島と爆豪と合流する。
「おーい!2人とも〜!」
三奈ちゃんが更衣室近くに立っている2人の姿を見つけ、手を振る。
近づくと、2人ともなんだか様子がおかしい。
「おっ、、//おう!!2人とも雰囲気全然違うから誰かと思ったぜ//」
切島が少し私達から目線を逸らしながら言う。
『そんな違うかな?』
自分の体を見て、変なところがないかチェックする。
「、、はん!馬子にも衣装とはこーゆーこったな!!!」
爆豪がじーっと私のことを見て馬鹿にしたような表情を浮かべながら言う。
『うわっ!むかつく!なんか爆豪に言われると余計イラってするわ!』
ふんだ。爆豪うっざい!
自分だって、、と、
ふと男子2人を見ると、2人ともいつもコスを着てるかジャージとかだからわかんないけど、めちゃくちゃいい体をしていた。
え、ちょっ、こんなんでときめいて、変態みたいじゃないか、、、。
と、思い心を落ち着けて、、。
私が顔が赤くなってるのが分かったのか、三奈ちゃんが、
「ひっどーい!ゆめめっちゃ可愛いじゃん!なんでそういう事言うかなー!!もういこいこー!」
と、三奈ちゃんに手を引かれて浮き輪を持ち、スライダーの方へいく。
残った男子達、、、。
「うわぁ、、2人ともめっちゃ雰囲気ちげーし、可愛かったな?!これはビビるわ。てか、爆豪お前ゆめの事見過ぎだろ!わかりやすいな」
ニヤニヤしながら切島が喋っていると、頭をバコっと爆豪が引っ叩いた。
「はぁ?!見てねぇし!!お前の目がいかれてんじゃねぇのか?!おら、いくぞ。あいつらが行ったあっちのスライダーから全制覇すっぞ」
そして、なんだかんだ楽しく4人でウォータースライダーを楽しんだ。
その後、切島と爆豪が2人でガチで泳いで対決してる時は、流れるプールで女子2人でぷかぷか浮かんでいた。
『はぁー、、流れるプールはまったりだわ〜』と浮き輪に乗ってリラックスしながら話す
「ねぇ、、ゆめ、更衣室から出てきてさ、爆豪にゆめのこと言われた時、顔赤くなってたけど、、なんで??」
三奈ちゃんも浮き輪に乗りながら、にっこり微笑みかけられながら言われた。
『え、、?やっぱりわかった?』
「うん。すっごいわかりやすかった」
『いや、爆豪のこと苦手なんだけどさ、純粋にいい体してんなー!って思ってた!笑』
「やっぱり見てたよね!あ、、でも好きとかそーゆー感じではないんだね?」
『うん、、そうね、、たぶん私と爆豪って火に油って感じで、なにかとすぐ喧嘩っぽくなっちゃうし、それを向こうがどう感じてんのかわかんないけど。たぶん、鬱陶しいとかウザいとかそんな感じじゃないかな、、?だからそれを思うと更に無いなと思っちゃうよね」
冷静に考えながら言う。
すると、三奈が突然、
「じゃあさじゃあさ!もし爆豪がゆめのこと好きって言ってきたら、、どうする?」
いやぁ、、それは天地がひっくり返ってもなくない?むしろ恋愛感情とかアイツそんなもんが芽生えると思えない、、。
「え!?ないない、、まず想像ができないよ』
「そっかなぁ?てか、爆豪と上手く扱えるのなんてA組だとゆめくらいしかいないけどな」
上手く扱えてるようには思えないけど、、たしかに、他の子たちはみんな爆豪に言われて言い返したりとか暴言吐いたりしないもんね。
みんな優しいんだなぁって、ずっと思っていた。