忍術学園編入希望!
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「つーわけなんで、もう一度俺を忍術学園に入れて下さい」
「何が“つーわけ”じゃ」
俺達は今、学園長先生の庵にいる。
とりあえずやす菜を忍術学園に連れて行って先生達に相談することにした。
今、庵には学園長先生を初めとする先生達が全員集まっていた。
「だーかーらー!
俺はこの時代にいた##NAME2####NAME3##の生まれ変わりで、記憶もハッキリバッチリ覚えてるの!!
そんで、この時代のみんなに会いたくてタイムスリップしてきたの!!
で、またこの学園でみんなと勉強したいから編入させて下さい!って言ったじゃん!!」
「信じられるかー!!そんな突拍子もない話!!」
おっしゃるとおりです
今部屋の中に居るやす菜以外の者達がそう思っているだろう。
先生達も信じがたいというような顔をしている。
「確かに、おぬしの顔立ちは今は亡き忍たまの##NAME2####NAME3##に瓜二つじゃし、その儂に対する態度も##NAME3##とそっくりじゃ。
じゃが…おぬしが##NAME3##だという証拠がどこにある?」
「ちぇ~…やっぱ、そうそう簡単に信じて貰えないか~」
後頭部をガシガシと掻きやす菜は唇を尖らせる。
「やす菜!やす菜!」
「ん?何だ?雷蔵」
「ちゃんと正座して!!」
始めはちゃんと正座していたのに、いつの間にか胡坐をかいている。
「大丈夫。俺いつも学園長先生の前ではこんな感じだったから」
「いやいやいや、学園長先生に対してそのわきまえない態度もどうかと思うけどそれより…」
「それより?」
「…せめて、足を揃えて座らない?」
「何で?」
「それは…その…」
もごもごと雷蔵が少し顔を赤くしながら何かを言おうとしている。
やす菜は首を傾げて不思議そうにしているが、俺には何が言いたいかわかる。
「中が見えるぞ」
「ちょっと!!三郎!?」
雷蔵が言いにくそうにしていたことを三郎があっさりと言う。
今のやす菜の格好は今まで俺達が見たことのない不思議な格好をしていた。
上は袖が手首まであって露出はそれ程ないのだが下が問題だ。
ヒラヒラとした腰巻きに丈が膝上まである長い黒足袋を履いているだけだ。
その腰巻きの長さは短く胡坐なんかかいたりして足を開くと中が見えてしまう…
「ん?ああ、そういや俺下スカートだった…こりゃ失礼」
そう言うとやす菜は足を揃えて座りなおした。
「まあ、俺スパッツ履いてるから中見える心配は無いんだけど」
「スパッツって何だ?」
「分かりやすく言うと黒い股引」
「ほら、こんなん」とやす菜は少しだけ腰巻き…スカートと言うらしい…を捲り揚げて、俺達にそのスパッツとやらを見せた。
「下着の上からこれを履けば、俺みたいに動き回るようなのがスカートでも下着が見えるのを防ぐことが出来る!!アクティブな女の子の必需品なのだ!!」
そう言うとやす菜はスカートを少しつまみ、ヒラヒラと動かした。
「ちなみに、今俺が着ているのはセーラー服と言って皆が着ている服と同じ、現代での制服だ。他にも、学ランやブレザーといった種類もある。」
「今とやす菜のいた時代では着るものが違うんだな」
「そうだな。俺がいた時代では日常でお前らが着ているような服は着なくなって、南蛮から伝来した服をもとに作られた洋服を着るのが一般的だったよ。和服…今お前らが普段着ている服は祭の時とか、たまーに着るくらいだったよ」
「へぇ~!!」
「そうなのか!」
「後で今の俺が生まれ育った時代の話をしてやるよ。けど…」
ジッとやす菜は眼前の学園長先生を見据える。
「…やっぱりまずは兵助達以外にも、俺が##NAME2####NAME3##だってことを信じてもらわなくちゃな」
しばらくの間、やす菜は学園長先生を見ていたが、不意にニヤリと笑った。
「…何じゃ、その顔は…」
「…『○月×日 今日も戦場で彼女を見掛けた』」
やす菜が何かを言い出した。
冒頭を聞いていると日記のようだ…
「『どこの城のくノ一かは解らない。だが私と彼女は戦場でよく出会う。
彼女の顔は私と同じように覆面で隠れていて見えないが、きっと美しいのだと私は思う。
目元しか彼女の顔は知らないが、その瞳は黒曜石のように美しく、長い睫毛がけぶるように彼女の目を縁取っている。
そして彼女は戦場では非情であるべきくノ一であるにも関わらず、もう息をしていない者の骸を見詰めては、とても悲しそうに目を伏せるのだ。
…その姿に、私はいつしか心を奪われていた』」
すらすらとその日記の内容の様なものを口に出すやす菜
これは、どこかの忍者が戦場で出会ったくノ一に恋をしたことを書いているようだ。
突然、何を言い出すんだ?といった表情で俺達部屋にいる全員はやす菜を見ていたが…学園長先生だけは違った。ブルブルと震えている。
「…な…なぜお前が儂の若い頃の日記の内容を知っているんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
途中で、学園長先生が声を上げた。
…やす菜が朗読していた日記は学園長先生の若い頃のものだったらしい…
「いやぁ…昔、倉庫掃除の当番の時にぐーぜん見付けちゃって…何かな~?と思って読んだらそんな感じのことが書いてあったんです」
相変わらず、ニヤニヤと笑いながらやす菜は言った。
「ホントは誰にも言わずに、俺の心の中だけで止めておくつもりだったんですけどね~だって人の日記の内容ですし…
いやぁ~しっかし驚いたなーまさか学園長先生が昔俺のばっさまのこと好きだったなんて」
「ななな、何の事じゃ!?」
やす菜の言葉に平静を保とうとしつつも、学園長先生の額には汗が浮かんでいた。
言動も明らかに慌てている。
「日記に書いてあった“##NAME2##桔梗”は俺のばっさまの名前でしょう?一応、同姓同名の別人の可能性も考えたんですが、日記の中に“夜張闇之丞”って名前があったんで…これは俺のじっさまの昔の名前だ。じっさまは若い頃戦場でばっさまに惚れ込んでアタックし続けて、結婚してからはばっさまの姓の“##NAME2##”に改名したって言ってましたから。」
やす菜から顔を逸らす学園長。
それを見てやす菜はますます意地の悪い顔になった。
「で、その日記のことが気になって実家帰ったときにじっさまに聞いてみたんですよ。
じっさまと学園長先生って、昔からの友人って言ってたけど、昔二人はどんな感じだったの~?って。
そしたら…じっさま、こう言ってました。
『俺と渦正は…まあ、俗に言う幼馴染みってやつだな。昔っからの腐れ縁だ』」
やす菜は声を低くして、自分の祖父の真似だろうと思われる喋り方をしている。
「『そして…たった1人の女…ばあさんを奪い合った仲でもあるんだ…ゼ☆』」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
やす菜がグッと親指を立てて台詞を言い終わるのとほぼ同時に、学園長先生が絶叫する。
「ももも、もう闇之丞と桔梗さんを取り合った話はやめ「で、何度もばっさまを掛けて争ってたのに、最後はなんか勘違いして頼んでもいないのに勝手に自ら身を引いたんですって?」「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
再び、学園長先生は絶叫した。
「何が“つーわけ”じゃ」
俺達は今、学園長先生の庵にいる。
とりあえずやす菜を忍術学園に連れて行って先生達に相談することにした。
今、庵には学園長先生を初めとする先生達が全員集まっていた。
「だーかーらー!
俺はこの時代にいた##NAME2####NAME3##の生まれ変わりで、記憶もハッキリバッチリ覚えてるの!!
そんで、この時代のみんなに会いたくてタイムスリップしてきたの!!
で、またこの学園でみんなと勉強したいから編入させて下さい!って言ったじゃん!!」
「信じられるかー!!そんな突拍子もない話!!」
おっしゃるとおりです
今部屋の中に居るやす菜以外の者達がそう思っているだろう。
先生達も信じがたいというような顔をしている。
「確かに、おぬしの顔立ちは今は亡き忍たまの##NAME2####NAME3##に瓜二つじゃし、その儂に対する態度も##NAME3##とそっくりじゃ。
じゃが…おぬしが##NAME3##だという証拠がどこにある?」
「ちぇ~…やっぱ、そうそう簡単に信じて貰えないか~」
後頭部をガシガシと掻きやす菜は唇を尖らせる。
「やす菜!やす菜!」
「ん?何だ?雷蔵」
「ちゃんと正座して!!」
始めはちゃんと正座していたのに、いつの間にか胡坐をかいている。
「大丈夫。俺いつも学園長先生の前ではこんな感じだったから」
「いやいやいや、学園長先生に対してそのわきまえない態度もどうかと思うけどそれより…」
「それより?」
「…せめて、足を揃えて座らない?」
「何で?」
「それは…その…」
もごもごと雷蔵が少し顔を赤くしながら何かを言おうとしている。
やす菜は首を傾げて不思議そうにしているが、俺には何が言いたいかわかる。
「中が見えるぞ」
「ちょっと!!三郎!?」
雷蔵が言いにくそうにしていたことを三郎があっさりと言う。
今のやす菜の格好は今まで俺達が見たことのない不思議な格好をしていた。
上は袖が手首まであって露出はそれ程ないのだが下が問題だ。
ヒラヒラとした腰巻きに丈が膝上まである長い黒足袋を履いているだけだ。
その腰巻きの長さは短く胡坐なんかかいたりして足を開くと中が見えてしまう…
「ん?ああ、そういや俺下スカートだった…こりゃ失礼」
そう言うとやす菜は足を揃えて座りなおした。
「まあ、俺スパッツ履いてるから中見える心配は無いんだけど」
「スパッツって何だ?」
「分かりやすく言うと黒い股引」
「ほら、こんなん」とやす菜は少しだけ腰巻き…スカートと言うらしい…を捲り揚げて、俺達にそのスパッツとやらを見せた。
「下着の上からこれを履けば、俺みたいに動き回るようなのがスカートでも下着が見えるのを防ぐことが出来る!!アクティブな女の子の必需品なのだ!!」
そう言うとやす菜はスカートを少しつまみ、ヒラヒラと動かした。
「ちなみに、今俺が着ているのはセーラー服と言って皆が着ている服と同じ、現代での制服だ。他にも、学ランやブレザーといった種類もある。」
「今とやす菜のいた時代では着るものが違うんだな」
「そうだな。俺がいた時代では日常でお前らが着ているような服は着なくなって、南蛮から伝来した服をもとに作られた洋服を着るのが一般的だったよ。和服…今お前らが普段着ている服は祭の時とか、たまーに着るくらいだったよ」
「へぇ~!!」
「そうなのか!」
「後で今の俺が生まれ育った時代の話をしてやるよ。けど…」
ジッとやす菜は眼前の学園長先生を見据える。
「…やっぱりまずは兵助達以外にも、俺が##NAME2####NAME3##だってことを信じてもらわなくちゃな」
しばらくの間、やす菜は学園長先生を見ていたが、不意にニヤリと笑った。
「…何じゃ、その顔は…」
「…『○月×日 今日も戦場で彼女を見掛けた』」
やす菜が何かを言い出した。
冒頭を聞いていると日記のようだ…
「『どこの城のくノ一かは解らない。だが私と彼女は戦場でよく出会う。
彼女の顔は私と同じように覆面で隠れていて見えないが、きっと美しいのだと私は思う。
目元しか彼女の顔は知らないが、その瞳は黒曜石のように美しく、長い睫毛がけぶるように彼女の目を縁取っている。
そして彼女は戦場では非情であるべきくノ一であるにも関わらず、もう息をしていない者の骸を見詰めては、とても悲しそうに目を伏せるのだ。
…その姿に、私はいつしか心を奪われていた』」
すらすらとその日記の内容の様なものを口に出すやす菜
これは、どこかの忍者が戦場で出会ったくノ一に恋をしたことを書いているようだ。
突然、何を言い出すんだ?といった表情で俺達部屋にいる全員はやす菜を見ていたが…学園長先生だけは違った。ブルブルと震えている。
「…な…なぜお前が儂の若い頃の日記の内容を知っているんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
途中で、学園長先生が声を上げた。
…やす菜が朗読していた日記は学園長先生の若い頃のものだったらしい…
「いやぁ…昔、倉庫掃除の当番の時にぐーぜん見付けちゃって…何かな~?と思って読んだらそんな感じのことが書いてあったんです」
相変わらず、ニヤニヤと笑いながらやす菜は言った。
「ホントは誰にも言わずに、俺の心の中だけで止めておくつもりだったんですけどね~だって人の日記の内容ですし…
いやぁ~しっかし驚いたなーまさか学園長先生が昔俺のばっさまのこと好きだったなんて」
「ななな、何の事じゃ!?」
やす菜の言葉に平静を保とうとしつつも、学園長先生の額には汗が浮かんでいた。
言動も明らかに慌てている。
「日記に書いてあった“##NAME2##桔梗”は俺のばっさまの名前でしょう?一応、同姓同名の別人の可能性も考えたんですが、日記の中に“夜張闇之丞”って名前があったんで…これは俺のじっさまの昔の名前だ。じっさまは若い頃戦場でばっさまに惚れ込んでアタックし続けて、結婚してからはばっさまの姓の“##NAME2##”に改名したって言ってましたから。」
やす菜から顔を逸らす学園長。
それを見てやす菜はますます意地の悪い顔になった。
「で、その日記のことが気になって実家帰ったときにじっさまに聞いてみたんですよ。
じっさまと学園長先生って、昔からの友人って言ってたけど、昔二人はどんな感じだったの~?って。
そしたら…じっさま、こう言ってました。
『俺と渦正は…まあ、俗に言う幼馴染みってやつだな。昔っからの腐れ縁だ』」
やす菜は声を低くして、自分の祖父の真似だろうと思われる喋り方をしている。
「『そして…たった1人の女…ばあさんを奪い合った仲でもあるんだ…ゼ☆』」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
やす菜がグッと親指を立てて台詞を言い終わるのとほぼ同時に、学園長先生が絶叫する。
「ももも、もう闇之丞と桔梗さんを取り合った話はやめ「で、何度もばっさまを掛けて争ってたのに、最後はなんか勘違いして頼んでもいないのに勝手に自ら身を引いたんですって?」「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
再び、学園長先生は絶叫した。