でもまず恋人から始めましょう
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その後
(うわ~!うわ~!!うわ~!!!)
俺は追ってくるきり丸から全力で逃げていた。
走りながらも、俺は右手で口元を押さえ、顔を耳まで真っ赤になっていた。
(つ…ついに言っちゃったよ~!!)
俺の頭の中には、先ほどの出来事で一杯だった。
(やす菜さんに…プロポーズしちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
先ほどの情景が頭の中で何度も繰り返される。
やす菜さんは、初めて会った時はとっても優しい、きり丸のお姉さんという印象だった。
とある縁で忍術学園で働くようになってからもしばらくはその印象は変わらず、自分はもちろん一年は組のみんなや他の学年からも好かれるお姉さんだったのだ。
その『好き』の感情が恋愛感情に変わったのは自分が四年生になってから。
やす菜さんはきっと、土井先生や、潮江先輩などの、自分よりももっと大人な人と恋仲になるのだろうな~と思っていたのだが、誰とも付き合うことなく、自分が一年だった時の四・五・六年生は卒業してしまった。
そしてある日、「あ、俺やす菜さんのこと好きかも」と突然思い、それからはもう本当にやす菜さんのことが好きで好きでしょうがなくなった。
今まで見てきたやす菜さんの声・しぐさ・笑顔。どれも、違う風に自分の目に映った。
そして、積もりに積もった思いを、先ほど伝えた。
……………言ってから何だが…
返事聞くのめっちゃ恐い
さっきは「良い返事、期待してます」な~んて言ったけど、やす菜さんから見たら、俺なんか男として眼中に無いのではないだろうか…実の弟であるきり丸と同じ歳だし…年の差は五つ…俺は年の差なんて気にしないけど…
きり丸の攻撃を避けながら、悶々と考える。
「団蔵君!!」
すると、やす菜さんの声が聞こえた。
周りを見回すと、攻防を繰り広げる俺ときり丸から少し離れた所に立っていた。
必死に追い掛けて探してくれていたらしく、肩が上下していた。
「さ…さっきのお返事なんだけどー!!」
「えええ、今!?」
早!!って、いうか…
「わー!!待って!!心の準備が…」
「私、今まで団蔵君のこと、そう言う目で見たこと無かったのー!!」
離れた俺に言葉が届くよう、叫ぶようにやす菜さんが喋る。
「弟の友達で、可愛い年下の男の子として見てて、その気持ちはきり丸と同じ弟に対するようなものだったのー!!」
「…………」
予想道理の答えに、やっぱり…と思うと同時に、ちょっと落胆した。
「でも…!さっき、団蔵君にプロポーズされてから…団蔵君のことで、頭がいっぱいなのー!!」
「!?」
「プロポーズをされたから、そのことでドキドキしている、一時のものかとも思ったんだけどー!!やっぱり、今も君のことで頭がいっぱいなのー!!」
「…それって…!!」
「どうしようー!?」
「いや、どうしようって言われても…」
相変わらずきり丸の縄標を避けながらも、やす菜さんの言葉を頭の中で整理しようそ試みる。
「団蔵君ー!!」
「はいー!!」
「私、君よりも五つ年上なのー!!」
「知ってますー!!」
「もう二十歳で、立派な嫁き遅れなのー!!おばさんなのー!!」
「ええええ!?そんなことないですよー!!」
「それとー!何度かきり丸と加藤村に行ってアルバイトさせてもらったけれどー!!
私、馬借のこと詳しくは知らないのー!!」
「…はいー!!」
「そんな私でもー、
馬借の若女将になれますかー!?」
やす菜さんの言葉に驚いたが、すぐに嬉しさが込み上げてきた。
「なれまーす!!」
力一杯、やす菜さんに言葉を返す。
「馬借のことで、解らないことがあったら俺がなんでも教えます!!だから…
俺の奥さんになってくださーい!!」
「はい!喜んでー!!」
満面の笑みで返ってきた言葉。
それを聞いた次の瞬間、学園中に俺の声が響いた。
「いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
でもまず恋人から始めましょう
(今度、二人で街に遊びに行きましょうかー!!)
(いえー!俺の馬で遠乗りしましょー!!)
(俺はぜってぇ認めねぇからなぁぁぁぁぁぁぁ!!)
**********************************
続き書いちゃいました。テヘッ☆←
本編でまだお相手決まってないので、誰とでも自由に恋愛させていきます(笑)
(うわ~!うわ~!!うわ~!!!)
俺は追ってくるきり丸から全力で逃げていた。
走りながらも、俺は右手で口元を押さえ、顔を耳まで真っ赤になっていた。
(つ…ついに言っちゃったよ~!!)
俺の頭の中には、先ほどの出来事で一杯だった。
(やす菜さんに…プロポーズしちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
先ほどの情景が頭の中で何度も繰り返される。
やす菜さんは、初めて会った時はとっても優しい、きり丸のお姉さんという印象だった。
とある縁で忍術学園で働くようになってからもしばらくはその印象は変わらず、自分はもちろん一年は組のみんなや他の学年からも好かれるお姉さんだったのだ。
その『好き』の感情が恋愛感情に変わったのは自分が四年生になってから。
やす菜さんはきっと、土井先生や、潮江先輩などの、自分よりももっと大人な人と恋仲になるのだろうな~と思っていたのだが、誰とも付き合うことなく、自分が一年だった時の四・五・六年生は卒業してしまった。
そしてある日、「あ、俺やす菜さんのこと好きかも」と突然思い、それからはもう本当にやす菜さんのことが好きで好きでしょうがなくなった。
今まで見てきたやす菜さんの声・しぐさ・笑顔。どれも、違う風に自分の目に映った。
そして、積もりに積もった思いを、先ほど伝えた。
……………言ってから何だが…
返事聞くのめっちゃ恐い
さっきは「良い返事、期待してます」な~んて言ったけど、やす菜さんから見たら、俺なんか男として眼中に無いのではないだろうか…実の弟であるきり丸と同じ歳だし…年の差は五つ…俺は年の差なんて気にしないけど…
きり丸の攻撃を避けながら、悶々と考える。
「団蔵君!!」
すると、やす菜さんの声が聞こえた。
周りを見回すと、攻防を繰り広げる俺ときり丸から少し離れた所に立っていた。
必死に追い掛けて探してくれていたらしく、肩が上下していた。
「さ…さっきのお返事なんだけどー!!」
「えええ、今!?」
早!!って、いうか…
「わー!!待って!!心の準備が…」
「私、今まで団蔵君のこと、そう言う目で見たこと無かったのー!!」
離れた俺に言葉が届くよう、叫ぶようにやす菜さんが喋る。
「弟の友達で、可愛い年下の男の子として見てて、その気持ちはきり丸と同じ弟に対するようなものだったのー!!」
「…………」
予想道理の答えに、やっぱり…と思うと同時に、ちょっと落胆した。
「でも…!さっき、団蔵君にプロポーズされてから…団蔵君のことで、頭がいっぱいなのー!!」
「!?」
「プロポーズをされたから、そのことでドキドキしている、一時のものかとも思ったんだけどー!!やっぱり、今も君のことで頭がいっぱいなのー!!」
「…それって…!!」
「どうしようー!?」
「いや、どうしようって言われても…」
相変わらずきり丸の縄標を避けながらも、やす菜さんの言葉を頭の中で整理しようそ試みる。
「団蔵君ー!!」
「はいー!!」
「私、君よりも五つ年上なのー!!」
「知ってますー!!」
「もう二十歳で、立派な嫁き遅れなのー!!おばさんなのー!!」
「ええええ!?そんなことないですよー!!」
「それとー!何度かきり丸と加藤村に行ってアルバイトさせてもらったけれどー!!
私、馬借のこと詳しくは知らないのー!!」
「…はいー!!」
「そんな私でもー、
馬借の若女将になれますかー!?」
やす菜さんの言葉に驚いたが、すぐに嬉しさが込み上げてきた。
「なれまーす!!」
力一杯、やす菜さんに言葉を返す。
「馬借のことで、解らないことがあったら俺がなんでも教えます!!だから…
俺の奥さんになってくださーい!!」
「はい!喜んでー!!」
満面の笑みで返ってきた言葉。
それを聞いた次の瞬間、学園中に俺の声が響いた。
「いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
でもまず恋人から始めましょう
(今度、二人で街に遊びに行きましょうかー!!)
(いえー!俺の馬で遠乗りしましょー!!)
(俺はぜってぇ認めねぇからなぁぁぁぁぁぁぁ!!)
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続き書いちゃいました。テヘッ☆←
本編でまだお相手決まってないので、誰とでも自由に恋愛させていきます(笑)