庄二郎といっしょ!
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「まあ、赤ちゃん」
医務室で包帯を作る手伝いをしていたやす菜の所に、庄左ヱ門が赤ん坊を抱きかかえてやってきた。
「僕の弟の庄二郎です。…実は、おじいちゃんがぎっくり腰になっちゃって、庄二郎の面倒を見る人が誰もいなくって…」
「まあ、そうなの?」
「はい…それで、新野先生に預かって貰おうと思ったんですが…」
「残念ね…新野先生今さっき出張に出掛けてしまわれたのよ…」
「ええ!?そうなんですか!?」
「どうしよう…」と困っている庄左ヱ門にやす菜が声を掛ける。
「庄左ヱ門君。もし良かったら私が庄二郎君を預かりましょうか?」
「え!?やす菜さんが?」
「うん」
「それはありがたいですけど…いいんですか?」
「いいわよ。私、子守りは慣れているし、庄二郎君一人くらいなら背負って他の仕事もできるわ」
「…じゃあ…お願いしてもいいですか?」
「ええ」
笑って頷くと、やす菜は庄左ヱ門から庄二郎を受け取った。
見馴れない人物を目の前にしてキョトン…とした顔をしている庄二郎に、やす菜は優しく微笑んだ。
「初めまして、庄二郎君。やす菜です。今日は一日よろしくね」
そう言って、小さな手の平に人差し指でチョンッと軽く触れると、庄二郎はそれをキュウッと握り、やす菜の顔をしばらくジッと見つめるとにぱっと笑った。
庄二郎といっしょ!
続く→
医務室で包帯を作る手伝いをしていたやす菜の所に、庄左ヱ門が赤ん坊を抱きかかえてやってきた。
「僕の弟の庄二郎です。…実は、おじいちゃんがぎっくり腰になっちゃって、庄二郎の面倒を見る人が誰もいなくって…」
「まあ、そうなの?」
「はい…それで、新野先生に預かって貰おうと思ったんですが…」
「残念ね…新野先生今さっき出張に出掛けてしまわれたのよ…」
「ええ!?そうなんですか!?」
「どうしよう…」と困っている庄左ヱ門にやす菜が声を掛ける。
「庄左ヱ門君。もし良かったら私が庄二郎君を預かりましょうか?」
「え!?やす菜さんが?」
「うん」
「それはありがたいですけど…いいんですか?」
「いいわよ。私、子守りは慣れているし、庄二郎君一人くらいなら背負って他の仕事もできるわ」
「…じゃあ…お願いしてもいいですか?」
「ええ」
笑って頷くと、やす菜は庄左ヱ門から庄二郎を受け取った。
見馴れない人物を目の前にしてキョトン…とした顔をしている庄二郎に、やす菜は優しく微笑んだ。
「初めまして、庄二郎君。やす菜です。今日は一日よろしくね」
そう言って、小さな手の平に人差し指でチョンッと軽く触れると、庄二郎はそれをキュウッと握り、やす菜の顔をしばらくジッと見つめるとにぱっと笑った。
庄二郎といっしょ!
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