今度見るのは、悪夢ではなく…
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「ね、三郎君」
「はい」
「このまま授業をサボるのなら、せっかくだからお昼寝しちゃえば?」
あまり眠れてないんでしょう?とやす菜さんが顔を覗き込んできた。
「そう…ですね」
「枕がわりに、私の膝を使って良いよ」
「いいんですか?」
「うん」
どうぞ。と自分の膝を叩くやす菜さんの言葉に甘えて、私はやす菜さんの膝の上に頭を乗せた。
「それから、よく眠れるように子守歌も歌ってあげようか?」
「子守歌?」
「うん。私がお母さんから教わって、きり丸が小さい頃から歌ってきた子守歌。
歌えば泣いている子供もすぐに眠ると、子守りを頼むお母さん方から大評判!」
いかがかな?と少し首を傾げて聞いてくる様子に、思わずくっくっ…と喉を震わせて笑った。
「じゃ…お願いします」
「はーい」
すぅ…っと息を吸うと、やす菜さんは歌い始めた。
…なるほど、これは泣いてる子供も泣き止むのが納得できる。
柔らかく紡ぎだされる歌声は、何とも心地よい。
昨晩、あまり寝てなかったことも手伝って、とろとろと、意識が微睡んでくる。
そんなふわふわした気持ちで、完全に眠ってしまう前に「やす菜さん」と声を掛けた。
「何?三郎君」
歌を止め、尋ねるやす菜さんに、とあるお願いをすることにした。
「手、繋いでもらってもいいですか?」
「手?」
不思議そうな顔をするやす菜さんに、はい。と頷く。
「そうすれば、もう悪夢を見ないですむ気がするので…」
「…そっか」
やす菜さんは私の手を取って、優しく握ってくれた。
「安心して眠っていいよ三郎君。
…もう悪い夢を見ないように、私が見張っててあげるから」
空いている方の手で私の額に掛かる前髪を払うと、再び子守歌を歌い出した。
私はありがとうございます。と呟くと、今度こそ眠りについた。
今度見るのは、悪夢ではなく…
(貴女と笑いあっている)
(楽しい夢が見たい)
後書き→
「はい」
「このまま授業をサボるのなら、せっかくだからお昼寝しちゃえば?」
あまり眠れてないんでしょう?とやす菜さんが顔を覗き込んできた。
「そう…ですね」
「枕がわりに、私の膝を使って良いよ」
「いいんですか?」
「うん」
どうぞ。と自分の膝を叩くやす菜さんの言葉に甘えて、私はやす菜さんの膝の上に頭を乗せた。
「それから、よく眠れるように子守歌も歌ってあげようか?」
「子守歌?」
「うん。私がお母さんから教わって、きり丸が小さい頃から歌ってきた子守歌。
歌えば泣いている子供もすぐに眠ると、子守りを頼むお母さん方から大評判!」
いかがかな?と少し首を傾げて聞いてくる様子に、思わずくっくっ…と喉を震わせて笑った。
「じゃ…お願いします」
「はーい」
すぅ…っと息を吸うと、やす菜さんは歌い始めた。
…なるほど、これは泣いてる子供も泣き止むのが納得できる。
柔らかく紡ぎだされる歌声は、何とも心地よい。
昨晩、あまり寝てなかったことも手伝って、とろとろと、意識が微睡んでくる。
そんなふわふわした気持ちで、完全に眠ってしまう前に「やす菜さん」と声を掛けた。
「何?三郎君」
歌を止め、尋ねるやす菜さんに、とあるお願いをすることにした。
「手、繋いでもらってもいいですか?」
「手?」
不思議そうな顔をするやす菜さんに、はい。と頷く。
「そうすれば、もう悪夢を見ないですむ気がするので…」
「…そっか」
やす菜さんは私の手を取って、優しく握ってくれた。
「安心して眠っていいよ三郎君。
…もう悪い夢を見ないように、私が見張っててあげるから」
空いている方の手で私の額に掛かる前髪を払うと、再び子守歌を歌い出した。
私はありがとうございます。と呟くと、今度こそ眠りについた。
今度見るのは、悪夢ではなく…
(貴女と笑いあっている)
(楽しい夢が見たい)
後書き→