初めての忍術学園
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ドンドン
「すみませーん」
「はーい」
ギィィィィっと音を立てて門が開く。
中から顔を出したのは…
「え、秀作さん!?」
「ん?あれ?やす菜ちゃん!?」
「え、知り合い?」
門から出てきたのはよくお店にお団子を食べに来てくれていた扇子屋・小松田屋さんの秀作さんだった。
「なんで秀作さんが忍術学園に?」
「僕は今忍術学園で事務員をしているんだよ」
「そうだったんですか。どうりで最近見掛けないな…と思いましたよ」
「うん。久し振りに風流庵のお団子食べたいなぁ~…あ、入門表にサインお願いします」
「はい」
渡された筆で入門表に名前を記入する。
「水軍の皆さんもお願いしまーす」
「はい」
「は…い…」
「は…うぷっ」
「ああ~!!困ります!!こんなとこで吐かれちゃ~」
「ああ、また陸酔いが…」
「大丈夫ですか?間切さん、鬼蜘蛛丸さん」
「う…もう…」
「限界…」
そう言うと間切さんと鬼蜘蛛丸さんは何処かへ走っていってしまった。
「ああー!!入門表にサインー!!」
「秀作さん…落ち着いて…」
「僕が二人の分も書いておきましたから…」
はい。と網問さんが秀作さんに入門表を渡す。
「あ…どうも…」
「お二人はどこへ行ってしまったんでしょう?」
「多分、池でしょう」
網問さんが言った直後、ザブーン!と飛び込む音が聞こえた。
「本当だ…」
「じゃ、僕は行きますね」
「あ、網問さん。道中御一緒させて頂き、ありがとうございました」
「いえ。こちらこそ、色々お世話になりました」
「これ、よかったら皆さんで召し上がって下さい」
すっ…とお団子の包みを差し出す。
きり丸や、その友達へのお土産として持ってきたのだがたくさんあるのでお裾分けだ。
「わぁ!ありがとうございます!!今度、お店の方に伺いますね」
「はい!お待ちしてます!!」
「では、また」
手を振って走っていった網問さんに手を振り返す。
後ろ姿が見えなくなるまで振り続けた。
「いいな~お団子」
「秀作さんも食べますか?」
「え、いいのぉ!?」
「はい!たくさんありますから」
包みを広げ、お団子を差し出す。
「どうぞ。」
「いただきまーす!!」
パクッと秀作さんがお団子を食べる。
「ん~、おいしーい!!」
「よかった!それ、私が作ったんですよ」
「え、やす菜ちゃんが!?」
「はい!」
「すごいよ~!お店の味にも負けてないよ!!」
「それは褒めすぎですよ。」
秀作さんがあまりにも美味しそうにお団子を食べてくれるので私は嬉しくて自然と笑顔になった。
「そう言えば、なんでやす菜ちゃんが忍術学園に?」
「弟のきり丸が忍術学園に通ってるんですよ」
「え!?やす菜ちゃんってきり丸君のお姉ちゃんだったの!?」
「そうですよ」
「へぇー、あんまり似てないんだね」
「あはは。よく言われます」
小さい頃から『あまり似ていない』と言われてた。
まず髪の色から違うからなぁ…私達姉弟…
「じゃ、学園内を案内しますね」
「はい。お願いします」
こうして私は忍術学園に足を踏み入れた。
初めての忍術学園
「忍術学園って広いんですね~」
「うん。あ、あちこちに落とし穴とかあるから、気を付け…」
ずぼっ
「あーっ!!」
「秀作さーん!!?」
「すみませーん」
「はーい」
ギィィィィっと音を立てて門が開く。
中から顔を出したのは…
「え、秀作さん!?」
「ん?あれ?やす菜ちゃん!?」
「え、知り合い?」
門から出てきたのはよくお店にお団子を食べに来てくれていた扇子屋・小松田屋さんの秀作さんだった。
「なんで秀作さんが忍術学園に?」
「僕は今忍術学園で事務員をしているんだよ」
「そうだったんですか。どうりで最近見掛けないな…と思いましたよ」
「うん。久し振りに風流庵のお団子食べたいなぁ~…あ、入門表にサインお願いします」
「はい」
渡された筆で入門表に名前を記入する。
「水軍の皆さんもお願いしまーす」
「はい」
「は…い…」
「は…うぷっ」
「ああ~!!困ります!!こんなとこで吐かれちゃ~」
「ああ、また陸酔いが…」
「大丈夫ですか?間切さん、鬼蜘蛛丸さん」
「う…もう…」
「限界…」
そう言うと間切さんと鬼蜘蛛丸さんは何処かへ走っていってしまった。
「ああー!!入門表にサインー!!」
「秀作さん…落ち着いて…」
「僕が二人の分も書いておきましたから…」
はい。と網問さんが秀作さんに入門表を渡す。
「あ…どうも…」
「お二人はどこへ行ってしまったんでしょう?」
「多分、池でしょう」
網問さんが言った直後、ザブーン!と飛び込む音が聞こえた。
「本当だ…」
「じゃ、僕は行きますね」
「あ、網問さん。道中御一緒させて頂き、ありがとうございました」
「いえ。こちらこそ、色々お世話になりました」
「これ、よかったら皆さんで召し上がって下さい」
すっ…とお団子の包みを差し出す。
きり丸や、その友達へのお土産として持ってきたのだがたくさんあるのでお裾分けだ。
「わぁ!ありがとうございます!!今度、お店の方に伺いますね」
「はい!お待ちしてます!!」
「では、また」
手を振って走っていった網問さんに手を振り返す。
後ろ姿が見えなくなるまで振り続けた。
「いいな~お団子」
「秀作さんも食べますか?」
「え、いいのぉ!?」
「はい!たくさんありますから」
包みを広げ、お団子を差し出す。
「どうぞ。」
「いただきまーす!!」
パクッと秀作さんがお団子を食べる。
「ん~、おいしーい!!」
「よかった!それ、私が作ったんですよ」
「え、やす菜ちゃんが!?」
「はい!」
「すごいよ~!お店の味にも負けてないよ!!」
「それは褒めすぎですよ。」
秀作さんがあまりにも美味しそうにお団子を食べてくれるので私は嬉しくて自然と笑顔になった。
「そう言えば、なんでやす菜ちゃんが忍術学園に?」
「弟のきり丸が忍術学園に通ってるんですよ」
「え!?やす菜ちゃんってきり丸君のお姉ちゃんだったの!?」
「そうですよ」
「へぇー、あんまり似てないんだね」
「あはは。よく言われます」
小さい頃から『あまり似ていない』と言われてた。
まず髪の色から違うからなぁ…私達姉弟…
「じゃ、学園内を案内しますね」
「はい。お願いします」
こうして私は忍術学園に足を踏み入れた。
初めての忍術学園
「忍術学園って広いんですね~」
「うん。あ、あちこちに落とし穴とかあるから、気を付け…」
ずぼっ
「あーっ!!」
「秀作さーん!!?」