オベぐだ♀短編
「みんな、今日もお疲れ様!この後はゆっくり休んでね!」
日課の種火集めを終えてマイルームに戻ったら、オベロンが私のベッドで寛いでいた。
「ただいま。オベロン」
と声を掛けると顔をこちらに向け、にっこりと笑顔を向けてきた。
「やあ、今日もあせくさと地道な種火集めご苦労様。世界を救う傍らにこんなにも働いているなんて…流石マスター。頭が下がるよ」
口から出てくる皮肉も、もう慣れたもので「はいはい」と言いながら私はタオルと着替えを手に取りシャワールームに向かおうとした。
「ごめん。オベロン。シャワー浴びたいから少しの間部屋を空けてくれるかな?」
いつも部屋でシャワーを浴びる時はマイルーム担当のサーヴァントに少しの間外に出てもらっていたのでオベロンにもいつものようにしばらく部屋を空けて欲しいとお願いした。だが、今日に限って何故かオベロンは「なんで?」と返してきた。
「なんでって……汗かいてシャワーを浴びたいから……」
「いつも思うんだけど、別に態々部屋から出る必要は無いんじゃない?俺は気にしないから、好きにしなよ」
そう言って一つあくびをする。…オベロン本当に部屋から出て行かないつもりのようだ…確かに気にしなければいいのかもしれないが、なんだか少し気恥ずかしい…
どうしようか悩んでいると、オベロンがベッドから降りてこちらに歩いてきた。
「……そんなに脱ぎにくいなら、いっそ手伝ってあげようか?」
「…え?」
突然何を言い出すの?とぽかん…としていたら腰に手を回されて抱き寄せられた後、今着ているアトラス淫制服のボタンをプチ、プチ、と手際良く外してく。
「ちょ、ちょっとオベロン!?」
慌てて上着のボタンを外した手を掴んで制止するとオベロンは不満そうに眉を寄せて「何?」と言ってきた。
「いや、何?はこっちのセリフなんだけど!?どういうつもり!?」
「いやだなぁ、俺はただ君が早く汗を流せるように手伝ってあげてるだけじゃないか」
何を考えているのかわからないが、なんだか楽しそうにオベロンは笑って腰に回した手を上に持ってきてネクタイに手をかけるとシュル…ッと音を立ててネクタイを解いた。そして、耳元に口を近付けると
「………脱がすだけじゃなくて、背中も流してあげようか?」
と囁いてきた。
「日々を頑張るマスターの為に、喜んで背中を流させてもらうとも」
ネクタイを外した手が今度は下に降りてきて太腿を撫でる。
「~~~~~~~~~」
悪ふざけにしても、度が過ぎてる。ドンっとオベロンを突き飛ばした。
「脱がしてもらうのも、背中流してもらうのも結構です!オベロンのえっち!変態!」
そう言い捨てて、私は急いでシャワールームに逃げ込んだ。
日課の種火集めを終えてマイルームに戻ったら、オベロンが私のベッドで寛いでいた。
「ただいま。オベロン」
と声を掛けると顔をこちらに向け、にっこりと笑顔を向けてきた。
「やあ、今日もあせくさと地道な種火集めご苦労様。世界を救う傍らにこんなにも働いているなんて…流石マスター。頭が下がるよ」
口から出てくる皮肉も、もう慣れたもので「はいはい」と言いながら私はタオルと着替えを手に取りシャワールームに向かおうとした。
「ごめん。オベロン。シャワー浴びたいから少しの間部屋を空けてくれるかな?」
いつも部屋でシャワーを浴びる時はマイルーム担当のサーヴァントに少しの間外に出てもらっていたのでオベロンにもいつものようにしばらく部屋を空けて欲しいとお願いした。だが、今日に限って何故かオベロンは「なんで?」と返してきた。
「なんでって……汗かいてシャワーを浴びたいから……」
「いつも思うんだけど、別に態々部屋から出る必要は無いんじゃない?俺は気にしないから、好きにしなよ」
そう言って一つあくびをする。…オベロン本当に部屋から出て行かないつもりのようだ…確かに気にしなければいいのかもしれないが、なんだか少し気恥ずかしい…
どうしようか悩んでいると、オベロンがベッドから降りてこちらに歩いてきた。
「……そんなに脱ぎにくいなら、いっそ手伝ってあげようか?」
「…え?」
突然何を言い出すの?とぽかん…としていたら腰に手を回されて抱き寄せられた後、今着ているアトラス淫制服のボタンをプチ、プチ、と手際良く外してく。
「ちょ、ちょっとオベロン!?」
慌てて上着のボタンを外した手を掴んで制止するとオベロンは不満そうに眉を寄せて「何?」と言ってきた。
「いや、何?はこっちのセリフなんだけど!?どういうつもり!?」
「いやだなぁ、俺はただ君が早く汗を流せるように手伝ってあげてるだけじゃないか」
何を考えているのかわからないが、なんだか楽しそうにオベロンは笑って腰に回した手を上に持ってきてネクタイに手をかけるとシュル…ッと音を立ててネクタイを解いた。そして、耳元に口を近付けると
「………脱がすだけじゃなくて、背中も流してあげようか?」
と囁いてきた。
「日々を頑張るマスターの為に、喜んで背中を流させてもらうとも」
ネクタイを外した手が今度は下に降りてきて太腿を撫でる。
「~~~~~~~~~」
悪ふざけにしても、度が過ぎてる。ドンっとオベロンを突き飛ばした。
「脱がしてもらうのも、背中流してもらうのも結構です!オベロンのえっち!変態!」
そう言い捨てて、私は急いでシャワールームに逃げ込んだ。
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