Gマイレージ②《連載中》
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瀬名の自宅のコンピュータシステムは、ハッキングのためにカスタマイズされたものである。キーボードの1台に解析プログラム発動のコードを叩き入れる。
「ちょっと待って。解析に30・・・いや15秒で大丈夫。軍曹ちゃん、警備プログラムが来ないか監視してて」
「おけ。くそ~このマッハ号、透明にならんかなぁ」
このままファイアウォールに突入すれば、瞬く間にこちらの侵入が感知され、ハッキングが出来ないばかりかこちらの身元を割り出されてしまう。この防御壁を無効にしてしまうコードを、瀬名が解析しているのである。しかし、突入せずに待機している間も、システム内を自動巡回している警備プログラムに発見されてしまうと、捕獲・通報されて同じ結果になってしまう。
「終わった!コード送信するわよ」
画面上のステルス機の形状が、さらに変化するのと同時に、立ちはだかるファイアウォールが消失した。
「ヒュ~♪瀬名ちゃんカッコいい!」
「軍曹、あたしに惚れちゃダメよ!響くん、個人情報ファイルの出入り口の検索、そっちに任せるから座標を軍曹に送って。こっちは壁をどんどんぶっ壊していくから」
「わかった!」
まるでシューティングゲームのように、彼らの機体は続々と現れる防御システムを撃破しながらシステムの奥部に潜入する。
やがて、中心に巨大な球体が浮かぶ、広大な空間に出た。その球体に、数百ものカプセル状の飛行体が出入りしている。
「うわ、気持ちわるぅ~!なにこれ?」
「見つけたわね」
「うん。これだな。Gマイレージのデータ登録と認証システムの中心だ」
「ん?簡単に言うとやな、あのカプセルって、いまオナニーしましたよ…っていう登録データ?」
「そういうこと。会員が送信したデータがシステムに受信されて、また会員にデータが帰っていくのがこんなふうに視覚化されてる、ってことね」
「うえ・・・いまこの瞬間に全国でこんなに大勢がオナニーしてるのかよッ!」
「あんたもこういう連中のひとりでしょ!」
「ちょっと待って。解析に30・・・いや15秒で大丈夫。軍曹ちゃん、警備プログラムが来ないか監視してて」
「おけ。くそ~このマッハ号、透明にならんかなぁ」
このままファイアウォールに突入すれば、瞬く間にこちらの侵入が感知され、ハッキングが出来ないばかりかこちらの身元を割り出されてしまう。この防御壁を無効にしてしまうコードを、瀬名が解析しているのである。しかし、突入せずに待機している間も、システム内を自動巡回している警備プログラムに発見されてしまうと、捕獲・通報されて同じ結果になってしまう。
「終わった!コード送信するわよ」
画面上のステルス機の形状が、さらに変化するのと同時に、立ちはだかるファイアウォールが消失した。
「ヒュ~♪瀬名ちゃんカッコいい!」
「軍曹、あたしに惚れちゃダメよ!響くん、個人情報ファイルの出入り口の検索、そっちに任せるから座標を軍曹に送って。こっちは壁をどんどんぶっ壊していくから」
「わかった!」
まるでシューティングゲームのように、彼らの機体は続々と現れる防御システムを撃破しながらシステムの奥部に潜入する。
やがて、中心に巨大な球体が浮かぶ、広大な空間に出た。その球体に、数百ものカプセル状の飛行体が出入りしている。
「うわ、気持ちわるぅ~!なにこれ?」
「見つけたわね」
「うん。これだな。Gマイレージのデータ登録と認証システムの中心だ」
「ん?簡単に言うとやな、あのカプセルって、いまオナニーしましたよ…っていう登録データ?」
「そういうこと。会員が送信したデータがシステムに受信されて、また会員にデータが帰っていくのがこんなふうに視覚化されてる、ってことね」
「うえ・・・いまこの瞬間に全国でこんなに大勢がオナニーしてるのかよッ!」
「あんたもこういう連中のひとりでしょ!」