Gマイレージ②《連載中》
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「くそ~!あかんわ。CPU並列3台じゃ、思ってるスピードが出ぇへんでこれ」
関西弁の男は[炉裏軍曹]というハンドルネームしか知らない男だ。Gマイレージのロリコン板の住人である。
年齢不詳だが、Gマイレージ疑惑を語っていた掲示板に頻繁に出入りし、響に協力を申し出てきたのである。
「俺らロリ住人は日陰の身。規制潜りやら裏サイトやら、裏道探しは得意中の得意やで」
あまり感心しない男だったが、戦力にはなりそうなので、メンバーに加わってもらった。
準備を整え、響・瀬名・軍曹の3人で、今夜ついにGマイレージを運営する[G'zコーポレーション][ROLL OUTコーポレーション]の疑惑、正体の解明に乗り出す時間が来た。
手持ちのシステムでは、巨大企業のシステム防御を突破するだけの力はないかも知れないが、情報の端緒だけでも、掴みたい。
「ステルス性はこれ以上は上げられないわね。この設定が限界だから、これで行きましょ」
「スピードは保証できひんで~。響さん、もっと凄いスーパーコンピュータ、買うてや」
響の右側のモニターに、瀬名と軍曹が設定するパラメーターが表示されている。
「今の段階ではこのシステムが限界だよ。今日、疑惑のかけらでも発見できたらさ、本格的に調査するシステムを組むよ」
「さすが響さん。頼んまっせ~」
「じゃ、いいわね、この設定で確定するわよみんな」
「OKです」
「おけ」
瀬名が設定を確定すると、モニター上の彼らのビークルが振動し、形状が変化した。
車高はさらに低く、ボディの両サイドに無理矢理増設された補助ロケットのようなブースターの噴射口が青い炎を吐き出す。そして漆黒のボディが半透明に変化した。
関西弁の男は[炉裏軍曹]というハンドルネームしか知らない男だ。Gマイレージのロリコン板の住人である。
年齢不詳だが、Gマイレージ疑惑を語っていた掲示板に頻繁に出入りし、響に協力を申し出てきたのである。
「俺らロリ住人は日陰の身。規制潜りやら裏サイトやら、裏道探しは得意中の得意やで」
あまり感心しない男だったが、戦力にはなりそうなので、メンバーに加わってもらった。
準備を整え、響・瀬名・軍曹の3人で、今夜ついにGマイレージを運営する[G'zコーポレーション][ROLL OUTコーポレーション]の疑惑、正体の解明に乗り出す時間が来た。
手持ちのシステムでは、巨大企業のシステム防御を突破するだけの力はないかも知れないが、情報の端緒だけでも、掴みたい。
「ステルス性はこれ以上は上げられないわね。この設定が限界だから、これで行きましょ」
「スピードは保証できひんで~。響さん、もっと凄いスーパーコンピュータ、買うてや」
響の右側のモニターに、瀬名と軍曹が設定するパラメーターが表示されている。
「今の段階ではこのシステムが限界だよ。今日、疑惑のかけらでも発見できたらさ、本格的に調査するシステムを組むよ」
「さすが響さん。頼んまっせ~」
「じゃ、いいわね、この設定で確定するわよみんな」
「OKです」
「おけ」
瀬名が設定を確定すると、モニター上の彼らのビークルが振動し、形状が変化した。
車高はさらに低く、ボディの両サイドに無理矢理増設された補助ロケットのようなブースターの噴射口が青い炎を吐き出す。そして漆黒のボディが半透明に変化した。