Gマイレージ①
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電気が消えて暗い下宿の階段を一気に駆け上がって、ガタつく扉を開けた。
散らかり放題の床に神谷がエビのように丸くなって倒れていた。
「おいッ!神谷どうしてん?!」
顔面は蒼白で、汗が流れ落ちている。痛みが襲って来ているからか、全身を不規則に硬直させ、震えている。
「おい!どこが痛いんや?どうしたんや?」
体を揺すると、やっと顔を上げた。額に手を当てると、すごい熱だった。
「…蘭丸…わ、悪いな・・・」
「どこ痛いねん?救急車呼ぶぞ!」
「・・・頼む」
「で、どこが痛いんや?」
「ハァハァ・・・き、きんたま・・・」
「はぁ?」
「タマが・・・・い、いてぇぇ」
「マ…マジ・・・ですか?」
「・・・は、早く・・・頼む」
頭の中に疑問符がいっぱい浮かんだまま、蘭丸は119番する。
『はい119番です。火事ですか?救急ですか?』
「救急です!救急車お願いしますッ」
『はい。どうされました?』
「キンタマが!キンタマが痛くて苦しんでるんですッ!」
『は?キンタマ・・・ですか。怪我ですね』
「ケガかどうかわからんッ!とにかく早くッ!」
『そちらの場所をどうぞ』
「右京区塔ノ下町の青葉荘!お願いしますッ!」
『了解しました』
10分ほどで救急車が到着し、蘭丸も同乗して病院に急行した。
散らかり放題の床に神谷がエビのように丸くなって倒れていた。
「おいッ!神谷どうしてん?!」
顔面は蒼白で、汗が流れ落ちている。痛みが襲って来ているからか、全身を不規則に硬直させ、震えている。
「おい!どこが痛いんや?どうしたんや?」
体を揺すると、やっと顔を上げた。額に手を当てると、すごい熱だった。
「…蘭丸…わ、悪いな・・・」
「どこ痛いねん?救急車呼ぶぞ!」
「・・・頼む」
「で、どこが痛いんや?」
「ハァハァ・・・き、きんたま・・・」
「はぁ?」
「タマが・・・・い、いてぇぇ」
「マ…マジ・・・ですか?」
「・・・は、早く・・・頼む」
頭の中に疑問符がいっぱい浮かんだまま、蘭丸は119番する。
『はい119番です。火事ですか?救急ですか?』
「救急です!救急車お願いしますッ」
『はい。どうされました?』
「キンタマが!キンタマが痛くて苦しんでるんですッ!」
『は?キンタマ・・・ですか。怪我ですね』
「ケガかどうかわからんッ!とにかく早くッ!」
『そちらの場所をどうぞ』
「右京区塔ノ下町の青葉荘!お願いしますッ!」
『了解しました』
10分ほどで救急車が到着し、蘭丸も同乗して病院に急行した。