Gマイレージ②《連載中》
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「あの、サインくださいッ!」
少女はCDからブックレットを取り出し、ページを開いてサインペンと一緒に差し出した。ボム増刊号はそれを受け取り、サラリとサインをした。
そのページを覗き込むと…ギターを弾く長身の男の写真が載っていた。
「あ、ありがとうございますッ!あの、頑張ってください!いつもライブ行ってます!あ、握手してください」
握手した少女は、ぺこぺこと何度もお辞儀をしたあと、憧れの眼差しでボム増刊号を見上げていた。
「蘭丸、行こうか」
ボムはまた最初とは違った押し殺したような低い声で蘭丸に言い、歩き出した。
「え?え?え?え?どういうこと?」
「我輩はメタルバンド デス★マスカレードのギタリストなのだ。来年メジャーデビューを控えておる」
「え?ですますカレー?コミックバンド??それでさっきのCD…。でもその口調…変やで」
蘭丸の頭の中には、頭にターバンを巻いたボム増刊号がカレー鍋の前に座り、笛を吹きながら蛇をくねくね躍らせている姿が鮮明に浮かびあがった。
「蛇は?蛇はどうしてるの?飼ってるの?」
「はぁ?それより蘭丸、早く行こうぜ」
180センチの大男が走り出した。
少女はCDからブックレットを取り出し、ページを開いてサインペンと一緒に差し出した。ボム増刊号はそれを受け取り、サラリとサインをした。
そのページを覗き込むと…ギターを弾く長身の男の写真が載っていた。
「あ、ありがとうございますッ!あの、頑張ってください!いつもライブ行ってます!あ、握手してください」
握手した少女は、ぺこぺこと何度もお辞儀をしたあと、憧れの眼差しでボム増刊号を見上げていた。
「蘭丸、行こうか」
ボムはまた最初とは違った押し殺したような低い声で蘭丸に言い、歩き出した。
「え?え?え?え?どういうこと?」
「我輩はメタルバンド デス★マスカレードのギタリストなのだ。来年メジャーデビューを控えておる」
「え?ですますカレー?コミックバンド??それでさっきのCD…。でもその口調…変やで」
蘭丸の頭の中には、頭にターバンを巻いたボム増刊号がカレー鍋の前に座り、笛を吹きながら蛇をくねくね躍らせている姿が鮮明に浮かびあがった。
「蛇は?蛇はどうしてるの?飼ってるの?」
「はぁ?それより蘭丸、早く行こうぜ」
180センチの大男が走り出した。