Gマイレージ②《連載中》
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【7.オトコとオンナの溝】
その日美咲はスーパーで買い込んだ夕食の材料を持ち、蘭丸の部屋を訪れていた。
蘭丸は夜8時ごろまでバイトなので、合鍵で部屋に入ったのだ。食材を収めようと冷蔵庫を開けてギョッとした。
庫内の正面にロボットのおもちゃが立っていた。ロボットはその腕に気味の悪いカエルのおもちゃを抱きかかえている。
(なんで冷蔵庫にロボットおるねん!ジャマや!)
ロボットをどける。庫内にはいろんな物が詰め込まれている。
インスタントコーヒー・ガム・缶詰・カップスープの素・・・。
(・・・冷やさんでもええがなッ)
冷蔵する必要のないものをどんどん取り出して、冷蔵庫内のスペースを広げる。
アヒルのおもちゃが転がり出てきた。
(だからおまえはなんでオモチャを冷やすんじゃッ!)
ため息をつきながら、美咲は食材をなんとか冷蔵庫に全て収めた。
次に散らかった部屋の掃除を始めた。
例の「ベッドの下の空間」から本を引っ張り出し、奥までモップを差し込んでホコリを掻き出す。クシャクシャに丸まったティッシュがいくつか転がり出てきた。
(うそ。まさか…アレをしたティッシュとちがうん?)
美咲はそのティッシュを指先でつまみ、なるべく顔から遠くに遠ざけながらゴミ箱に放り込んだ。
(う・・・なにこれ?)
ベッド下から引っ張り出した本が、増殖している。以前には見かけなかった写真集や雑誌の数々。
その日美咲はスーパーで買い込んだ夕食の材料を持ち、蘭丸の部屋を訪れていた。
蘭丸は夜8時ごろまでバイトなので、合鍵で部屋に入ったのだ。食材を収めようと冷蔵庫を開けてギョッとした。
庫内の正面にロボットのおもちゃが立っていた。ロボットはその腕に気味の悪いカエルのおもちゃを抱きかかえている。
(なんで冷蔵庫にロボットおるねん!ジャマや!)
ロボットをどける。庫内にはいろんな物が詰め込まれている。
インスタントコーヒー・ガム・缶詰・カップスープの素・・・。
(・・・冷やさんでもええがなッ)
冷蔵する必要のないものをどんどん取り出して、冷蔵庫内のスペースを広げる。
アヒルのおもちゃが転がり出てきた。
(だからおまえはなんでオモチャを冷やすんじゃッ!)
ため息をつきながら、美咲は食材をなんとか冷蔵庫に全て収めた。
次に散らかった部屋の掃除を始めた。
例の「ベッドの下の空間」から本を引っ張り出し、奥までモップを差し込んでホコリを掻き出す。クシャクシャに丸まったティッシュがいくつか転がり出てきた。
(うそ。まさか…アレをしたティッシュとちがうん?)
美咲はそのティッシュを指先でつまみ、なるべく顔から遠くに遠ざけながらゴミ箱に放り込んだ。
(う・・・なにこれ?)
ベッド下から引っ張り出した本が、増殖している。以前には見かけなかった写真集や雑誌の数々。