Gマイレージ②《連載中》
夢小説設定
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「バグ?」
「性欲を強くさせるんだからさ、ホルモン分泌か精巣の細胞分裂を促進させるプログラムを組んでるはずなのよ。でもさ、それが逆に働いてしまってるのよ」
「正反対の働きをするって、考えられないでしょ」
「あら、響くんバカね。薬ってさ、ある意味 毒だってのは知ってるでしょ?」
「毒?」
「そうよ。量や用法を間違ったら、薬なんてとんでもない毒素よ」
「でも…これは薬じゃなくてプログラムだよね」
「だからバグだって言ってんのよ。薬の量を間違うみたいにプログラムが過剰に働いたりしてるんじゃないかな。正確に制御できてない、みたいな」
なるほど。瀬名の言っている意味はなんとなく理解できる。
「性欲を強くさせるんだからさ、ホルモン分泌か精巣の細胞分裂を促進させるプログラムを組んでるはずなのよ。でもさ、それが逆に働いてしまってるのよ」
「正反対の働きをするって、考えられないでしょ」
「あら、響くんバカね。薬ってさ、ある意味 毒だってのは知ってるでしょ?」
「毒?」
「そうよ。量や用法を間違ったら、薬なんてとんでもない毒素よ」
「でも…これは薬じゃなくてプログラムだよね」
「だからバグだって言ってんのよ。薬の量を間違うみたいにプログラムが過剰に働いたりしてるんじゃないかな。正確に制御できてない、みたいな」
なるほど。瀬名の言っている意味はなんとなく理解できる。