Gマイレージ②《連載中》
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【4.男ってヤツは・・・】
「ここ、まだおる?俺、先に病室戻るわ」
病院のカフェの座席を立った蘭丸が、売店で買った雑誌をクルリと丸めて敬礼のポーズをしてエレベータに向かった。
「あいつ、好きなアイドルのグラビアが4ページ載ってるだけであの雑誌買いよってんで。記事読めへんくせに。どう思う莉奈ちゃん?」
美咲はため息をついてティーカップを置く。
「んー・・・もったいないですよね!」
「そうやろ!アホやであんなもん」
「神谷くんも本とかDVDとかいっぱい買ってるんですよね。なんでですか?あんなの浮気だと思いません美咲さんッ!」
(おぉっと・・・来たか)
莉奈の怒りの籠ったまっすぐな視線に少したじろぎながら、美咲は彼女のストレートな気持ちにどう答えたらいいのかしばし迷った。
「そうやなぁ、浮気かもなぁ…」
「でしょー!あんなのいっぱい買って、バカじゃないですか!お金もったいないですよ」
「うん。蘭丸に限って言えば、アホすぎる。聞いて莉奈ちゃん!あいつな、同じ写真集を2冊買ったりするねんで」
「え?なんでですか?同じの2冊?」
「1冊は保存用。1冊は使う用」
「え?・・・使う用って、ん?使う?」
「ん~、え~と、見る用ってこと・・・」
(しまった~。アホの蘭丸と付き合ってるうちに私まで下品な言葉使いになってる。莉奈ちゃんにこんなこと言うたらアカンわ~)
「ここ、まだおる?俺、先に病室戻るわ」
病院のカフェの座席を立った蘭丸が、売店で買った雑誌をクルリと丸めて敬礼のポーズをしてエレベータに向かった。
「あいつ、好きなアイドルのグラビアが4ページ載ってるだけであの雑誌買いよってんで。記事読めへんくせに。どう思う莉奈ちゃん?」
美咲はため息をついてティーカップを置く。
「んー・・・もったいないですよね!」
「そうやろ!アホやであんなもん」
「神谷くんも本とかDVDとかいっぱい買ってるんですよね。なんでですか?あんなの浮気だと思いません美咲さんッ!」
(おぉっと・・・来たか)
莉奈の怒りの籠ったまっすぐな視線に少したじろぎながら、美咲は彼女のストレートな気持ちにどう答えたらいいのかしばし迷った。
「そうやなぁ、浮気かもなぁ…」
「でしょー!あんなのいっぱい買って、バカじゃないですか!お金もったいないですよ」
「うん。蘭丸に限って言えば、アホすぎる。聞いて莉奈ちゃん!あいつな、同じ写真集を2冊買ったりするねんで」
「え?なんでですか?同じの2冊?」
「1冊は保存用。1冊は使う用」
「え?・・・使う用って、ん?使う?」
「ん~、え~と、見る用ってこと・・・」
(しまった~。アホの蘭丸と付き合ってるうちに私まで下品な言葉使いになってる。莉奈ちゃんにこんなこと言うたらアカンわ~)