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跡部部長の様子が少し変だったけど、結局校門まで一緒にやってきた。
「颯子、会いたかった。」
「うわ、ま、雅治?!なんでいるの?」
「颯子が遅いし、電話も繋がらないから来た。」
跡部部長が、困惑してるんだけど。
「仁王がなぜここにいる?」
「颯子に会いたくて待ちきれなかったから来てしまったぜよ。」
「ここは氷帝学園だ。立海のやつが出入りしていいところじゃねえ。」
え、なんか本当に怒ってる…。
雅治は私を抱きしめたまま跡部部長をじっと見ている。
なんだかバチバチしているので、嫌だけど仲介することにした。
「跡部さん、ごめんなさい。用事って雅治とのことです。
雅治も、約束したのに連絡も無しに遅くなっちゃってごめんね。」
「妃がそう言うなら、」
「ありがとうございます。また今度お礼します。さようなら。」
「おう。」
「いくよ、雅治。」
「はいはい」
もっと怒るかと思ったが、あっさりと解決した。
「今日は本当に何しに来たの?」
「もうすぐ丸井と颯子の誕生日じゃろ?お祝いをしようってことで真田と特に幸村がうるさくての。」
「あ、私ブン太と同じ誕生日じゃん。」
「だから、今から立海まで行くぜよ。」
「え…え?もちろん、日帰りだよね?」
「こんな時間から行ったら日帰りなんて無理ぜよ。明日は祝日だし、部活休みじゃろ?」
いつもなら土日祝関係なく部活があるのに、明日の祝日だけは何故か部活が無い。
なぜ知っている、仁王雅治よ。
「そうだけど…どこに泊まればいいの?今からホテルはむりでしょ?」
「俺ん家来んしゃい」
「は?」
「姉貴の部屋空いてるし、そこに泊まればいいじゃろ?」
「うーん…じゃあそうしようかな。本当にいいの?」
「いいから言っとるんじゃ、プリッ」
とりあえず着替えを済ましたり、荷物を取りに行くため家に戻った。
「ただいま…あれ?」
靴がもう一足増えてる。
嫌な予感しかしなかった。
「颯子~?帰ってきたの?」
「…母さん」
母は家に帰ってくることはほぼ無かったが、たまに帰ってくると父がいないことをいいことに決まって男を連れ込んでくる。
「君が颯子ちゃん?お母さんに似て美人だね。」
「やだわ、ひろとったら。」
何度か母が連れ込んだ男に襲われそうになったことがある。
母は家を開けがちだけど、悪い人ではないのは知ってる。
何度かそういう目に遭いそうになったのを助けてくれたこともあった。
だけど、防衛のため、急いで行動する癖がついた。
急いで部屋に行き、鍵をかけ、着替えをすぐに済まし、いつでも家を出られるようにと固めておいた外泊セットをカバンに詰めてそっと鍵を開け部屋を出て、とにかく急いで家を出た。
「まさ、はる…。」
玄関のすぐ横には雅治がいた。
あまりの緊張と不安感でいっぱいだったのがはじけて、抱きついてしまった。
「どうした?」
こんなに包容力あったのかな。
すごく落ち着く。
雅治は私が落ち着くまで頭を撫でてくれていた。
「もう大丈夫。ごめん、ありがとう。」
「それはよか。行くぜよ。」
「うん。」
久しぶりの立海は変わりないかな。
「颯子、会いたかった。」
「うわ、ま、雅治?!なんでいるの?」
「颯子が遅いし、電話も繋がらないから来た。」
跡部部長が、困惑してるんだけど。
「仁王がなぜここにいる?」
「颯子に会いたくて待ちきれなかったから来てしまったぜよ。」
「ここは氷帝学園だ。立海のやつが出入りしていいところじゃねえ。」
え、なんか本当に怒ってる…。
雅治は私を抱きしめたまま跡部部長をじっと見ている。
なんだかバチバチしているので、嫌だけど仲介することにした。
「跡部さん、ごめんなさい。用事って雅治とのことです。
雅治も、約束したのに連絡も無しに遅くなっちゃってごめんね。」
「妃がそう言うなら、」
「ありがとうございます。また今度お礼します。さようなら。」
「おう。」
「いくよ、雅治。」
「はいはい」
もっと怒るかと思ったが、あっさりと解決した。
「今日は本当に何しに来たの?」
「もうすぐ丸井と颯子の誕生日じゃろ?お祝いをしようってことで真田と特に幸村がうるさくての。」
「あ、私ブン太と同じ誕生日じゃん。」
「だから、今から立海まで行くぜよ。」
「え…え?もちろん、日帰りだよね?」
「こんな時間から行ったら日帰りなんて無理ぜよ。明日は祝日だし、部活休みじゃろ?」
いつもなら土日祝関係なく部活があるのに、明日の祝日だけは何故か部活が無い。
なぜ知っている、仁王雅治よ。
「そうだけど…どこに泊まればいいの?今からホテルはむりでしょ?」
「俺ん家来んしゃい」
「は?」
「姉貴の部屋空いてるし、そこに泊まればいいじゃろ?」
「うーん…じゃあそうしようかな。本当にいいの?」
「いいから言っとるんじゃ、プリッ」
とりあえず着替えを済ましたり、荷物を取りに行くため家に戻った。
「ただいま…あれ?」
靴がもう一足増えてる。
嫌な予感しかしなかった。
「颯子~?帰ってきたの?」
「…母さん」
母は家に帰ってくることはほぼ無かったが、たまに帰ってくると父がいないことをいいことに決まって男を連れ込んでくる。
「君が颯子ちゃん?お母さんに似て美人だね。」
「やだわ、ひろとったら。」
何度か母が連れ込んだ男に襲われそうになったことがある。
母は家を開けがちだけど、悪い人ではないのは知ってる。
何度かそういう目に遭いそうになったのを助けてくれたこともあった。
だけど、防衛のため、急いで行動する癖がついた。
急いで部屋に行き、鍵をかけ、着替えをすぐに済まし、いつでも家を出られるようにと固めておいた外泊セットをカバンに詰めてそっと鍵を開け部屋を出て、とにかく急いで家を出た。
「まさ、はる…。」
玄関のすぐ横には雅治がいた。
あまりの緊張と不安感でいっぱいだったのがはじけて、抱きついてしまった。
「どうした?」
こんなに包容力あったのかな。
すごく落ち着く。
雅治は私が落ち着くまで頭を撫でてくれていた。
「もう大丈夫。ごめん、ありがとう。」
「それはよか。行くぜよ。」
「うん。」
久しぶりの立海は変わりないかな。
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