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「おはよ。」
「おはよう。早いな。」
テニス部は朝練があるので参加することになっている。
リビングでは父が朝食をとっていた。
「どうだ学校は。楽しいか?」
「まだ始まったばかりだから、分からないけど、楽しくなりそう。」
「そうか。それは良かったな。」
父はふわっと笑って仕事へ行った。
母とはあまり顔を合わさないから話もしないが、父とはたまにこうして話をし、お互いの近況を報告する。
それに父のあの笑顔も割と好きだから別に嫌悪感も無いし。
「今日も一日頑張ろう。」
「え、今日?」
朝7:00。
登校中に電話がかかってきて誰かと思えば立海の仁王雅治だった。
『久々に颯子の顔を見たくなったんじゃ。ダメか?』
「うーん…いいけど、それだけじゃないでしょ?」
『颯子にはバレバレじゃの。とりあえず学校終わったら東京駅で待ち合わせじゃ。またな。』
「え、ちょっと?雅治?」
切られてしまった。
雅治はひとつ上の先輩だけど、彼が名字読みや先輩と呼ばれることを嫌ったので名前で呼んでいる。
「妃さん?何してはるの?」
「え、あ、おはようございます。」
校門前で突っ立っていたらメガネの青年が立っていた。
なんかこの人、色気がダダ漏れっすわ…。
「えらく動揺してるみたいだけど、どないした?」
「い、いや別になんでもありません。ごめんなさい。私は部活に行かなければならないのでら行きますね。」
「ちょい待ち、俺も行くわ。」
(あ、そうだった。この人テニス部員だ。)
「あ、ご、ごめんなさい。」
「そんな謝らんでもええのに。せっかくの別嬪さんが台無しや。」
「誰のことですか?」
「妃さんのこと。ほんま、別嬪さんやで。お世辞じゃないで。」
「…あ、ありがとうございます。恐縮です。」
朝っぱらからナンパかね。
「自己紹介遅れたな。俺は3年H組忍足侑士や。よろしくな。」
「よ、よろしくお願いします。」
「じゃあまたあとでな妃さん。」
「はい、」
なんだか不思議な人だった。
(あれ、そういえば忍足先輩に似た人どこかでみたような…)
「妃、おはよ。」
「跡部部長、おはようございます。」
ぼーっと考えていたら跡部部長が背後に立っていた。
「忍足と来たのか。」
「たまたま校門前で会って、一緒に歩いてきたんですよ。」
「ふーん…。」
(え、なんか機嫌悪くない?)
「部活始まっちゃうので、着替えてきますね。」
「おう。」
なんだか腑に落ちない感じだが、着替えて仕事を始めた。
「おはよう。早いな。」
テニス部は朝練があるので参加することになっている。
リビングでは父が朝食をとっていた。
「どうだ学校は。楽しいか?」
「まだ始まったばかりだから、分からないけど、楽しくなりそう。」
「そうか。それは良かったな。」
父はふわっと笑って仕事へ行った。
母とはあまり顔を合わさないから話もしないが、父とはたまにこうして話をし、お互いの近況を報告する。
それに父のあの笑顔も割と好きだから別に嫌悪感も無いし。
「今日も一日頑張ろう。」
「え、今日?」
朝7:00。
登校中に電話がかかってきて誰かと思えば立海の仁王雅治だった。
『久々に颯子の顔を見たくなったんじゃ。ダメか?』
「うーん…いいけど、それだけじゃないでしょ?」
『颯子にはバレバレじゃの。とりあえず学校終わったら東京駅で待ち合わせじゃ。またな。』
「え、ちょっと?雅治?」
切られてしまった。
雅治はひとつ上の先輩だけど、彼が名字読みや先輩と呼ばれることを嫌ったので名前で呼んでいる。
「妃さん?何してはるの?」
「え、あ、おはようございます。」
校門前で突っ立っていたらメガネの青年が立っていた。
なんかこの人、色気がダダ漏れっすわ…。
「えらく動揺してるみたいだけど、どないした?」
「い、いや別になんでもありません。ごめんなさい。私は部活に行かなければならないのでら行きますね。」
「ちょい待ち、俺も行くわ。」
(あ、そうだった。この人テニス部員だ。)
「あ、ご、ごめんなさい。」
「そんな謝らんでもええのに。せっかくの別嬪さんが台無しや。」
「誰のことですか?」
「妃さんのこと。ほんま、別嬪さんやで。お世辞じゃないで。」
「…あ、ありがとうございます。恐縮です。」
朝っぱらからナンパかね。
「自己紹介遅れたな。俺は3年H組忍足侑士や。よろしくな。」
「よ、よろしくお願いします。」
「じゃあまたあとでな妃さん。」
「はい、」
なんだか不思議な人だった。
(あれ、そういえば忍足先輩に似た人どこかでみたような…)
「妃、おはよ。」
「跡部部長、おはようございます。」
ぼーっと考えていたら跡部部長が背後に立っていた。
「忍足と来たのか。」
「たまたま校門前で会って、一緒に歩いてきたんですよ。」
「ふーん…。」
(え、なんか機嫌悪くない?)
「部活始まっちゃうので、着替えてきますね。」
「おう。」
なんだか腑に落ちない感じだが、着替えて仕事を始めた。