時任縁(トキトウ エニシ)
氏名:時任縁(トキトウ エニシ)
性別:男性
年齢:360歳(外見20代前半)
種族:妖(星神)
生年月日:1660年6月11日
一人称:僕/私(公的な場)
好きなもの:珍しいもの、時計
嫌いなもの:書類仕事、堅苦しい雰囲気
基本情報
妖界の頂点に立つ四君の1人〈菊の君〉にして、太古よりこの星に存在する不滅の妖〈星神〉の片割れ。世界の理たる時間にさえ干渉する途方もない力を持つ。かつてアヤトをカイレンの呪縛から解き放ち、師として導いてきた。
性格
彼が持つ圧倒的な力がそうさせるのか、どこか近寄りがたい存在感を放っているが、それに反していたって気さくで親しみやすい人柄。立場に拘らず誰にでも分け隔てなく接する様子に遠くの者は理想的な指導者像を見出すが、彼をよく知る周囲の人物は「まるで子供」「面倒くさい人」、そして「底の知れない人」と口を揃えている。
経歴
1660年、イツユと共に12代星神として誕生する。星神は本来無性別の一個体だが、1657年に発生した人と妖の争いを機に先代星神であるサクヤ(朔耶)が星を覆う規模の術を行使し表の世界から妖の痕跡を抹消、その強大な術の反動で星神の魂は二つに分かたれ、それがエニシとイツユという双子として生まれ変わった。
生まれてしばらくはカイリ(廻理)とリンネ(鈴音)という妖2人と、彼らが引き取った孤児たちと共に暮らしていたが、とある事件によってリンネが忌神化した末にカイリに介錯され、カイリもまた恋人を殺めた絶望のあまり生きる気力を失い、後を追うように命を落とした。その後は先代の教え子であったミツネやレイヤの庇護を受け、四君の菊の座を継いだ。