小話1
「所長はものすごくへこんだ時はどうするんですか」
「え?そうだなー…高い所に立つかな」
「…うっかり死にそうで怖いですね」
「しっかり人目と柵があるところを選ぶんだよ。それでひたすら、街を眺めるんだ」
「…慰められます?それ」
「試してみると良いぞ?うちの屋上とか」
「…柵も人目もないですよね、このビルの屋上」
「おっと」
「…夕焼けが綺麗なんだよ」
「鍵を出してください!うっかりで死なれたら困ります!」
「ええー」
「ええーじゃないです!預かりますからね!」
「え?そうだなー…高い所に立つかな」
「…うっかり死にそうで怖いですね」
「しっかり人目と柵があるところを選ぶんだよ。それでひたすら、街を眺めるんだ」
「…慰められます?それ」
「試してみると良いぞ?うちの屋上とか」
「…柵も人目もないですよね、このビルの屋上」
「おっと」
「…夕焼けが綺麗なんだよ」
「鍵を出してください!うっかりで死なれたら困ります!」
「ええー」
「ええーじゃないです!預かりますからね!」