戦!セバ デビB
「デイビッドさん…?!」
「おおB君、買い出しご苦労さん。」
「え、いや…え?あの…。」
「どうした?」
「どうしたって、デイビッドさんこそどうしたんですか、泣いてるじゃないですか!」
「ん?ああ、これはタマネギが目にしみただけだから大丈夫。」
「あ…そうですか…よかった。」
「驚かせちゃって悪かったなー。」
「…いえ、オレの方こそすみません。」
「何がだ?」
「いつもデイビッドさんにお世話になって優しくしてもらってるのに、デイビッドさんが泣いてるのを見て…オレ、慰めることも何も思いつかなくて。」
「…B君、ちょっとこっちに来てくれ。」
「…?はい。」
「うん。俺はな、B君よ。B君がこうして俺の隣にいてくれて、笑ってくれたらそれだけで涙なんてどこかいっちゃうと思うんだ。」
「え…。」
「というか、B君がいる限り俺は悲しくて泣くなんてことあり得ないからな?だから、ずっと俺の隣にいて、笑ってくれよB君。」