あるじちゃん、おてつだいをする
4歳の主は誰かの手伝いが楽しいらしい。
ほう……今日はキッチンにいるベレンのところへ向かったか。
「ピッツァの生地はこんなものかな……あれ、主様? どうしたの?」
「あるじはべれんのおてつだいにきたのー」
ふん。あやつは腑抜けたように身体をくねらせておるな。
「そっか。これからみんなに声をかけて年末のサプライズでパーティーをしようと思ってたところなんだ。もちろん主様もね」
「わーい、ぱーてぃー」
「でも見つかっちゃったから、サプライズは失敗だなー」
「あちゃー」
「でも……ふふっ。それじゃあ何をしてもらおうかなー……あ、そうだ!」
ベレンは何やら思いついたらしい。
「ピッツァ作りの仕上げを主様にお願いしようかな」
「しあげ?」
「うん。俺が生地でお皿を作るから、主様にはそのお皿にトマトソースとチーズで絵を描いてほしいんだ」
「たべものに、おえかきしていいの?」
「うん。俺たち執事はみんな主様の絵が大好きだからね」
ベレンの言葉にあやつは頬を赤らめて目を輝かせている。
確かにあやつの描く絵は伸び伸びとしていて、観ているだけで活力が湧いてくる気がする。
あやつは全くもって不思議な存在だ。
「わかった! あるじ、がんばる!」
あやつはそう言うと手を洗い、ベレンに腕まくりをしてもらってからピッツァ生地というキャンバスに向かい合った。
……ふ。トマトソースで顔がベタベタではないか。
「おーい、シロ。これから年忘れパーティーをするぞ!」
ベレンが我を呼びにきたようだ。……ふん。行ってやろうか……。あやつの力量を見極めてやる。
ほう……今日はキッチンにいるベレンのところへ向かったか。
「ピッツァの生地はこんなものかな……あれ、主様? どうしたの?」
「あるじはべれんのおてつだいにきたのー」
ふん。あやつは腑抜けたように身体をくねらせておるな。
「そっか。これからみんなに声をかけて年末のサプライズでパーティーをしようと思ってたところなんだ。もちろん主様もね」
「わーい、ぱーてぃー」
「でも見つかっちゃったから、サプライズは失敗だなー」
「あちゃー」
「でも……ふふっ。それじゃあ何をしてもらおうかなー……あ、そうだ!」
ベレンは何やら思いついたらしい。
「ピッツァ作りの仕上げを主様にお願いしようかな」
「しあげ?」
「うん。俺が生地でお皿を作るから、主様にはそのお皿にトマトソースとチーズで絵を描いてほしいんだ」
「たべものに、おえかきしていいの?」
「うん。俺たち執事はみんな主様の絵が大好きだからね」
ベレンの言葉にあやつは頬を赤らめて目を輝かせている。
確かにあやつの描く絵は伸び伸びとしていて、観ているだけで活力が湧いてくる気がする。
あやつは全くもって不思議な存在だ。
「わかった! あるじ、がんばる!」
あやつはそう言うと手を洗い、ベレンに腕まくりをしてもらってからピッツァ生地というキャンバスに向かい合った。
……ふ。トマトソースで顔がベタベタではないか。
「おーい、シロ。これから年忘れパーティーをするぞ!」
ベレンが我を呼びにきたようだ。……ふん。行ってやろうか……。あやつの力量を見極めてやる。
