Ep.2
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ヤナさんから定期的に貰っていた
メール通り
彼のライブに足を運べている。
むしろ彼は1人でも出来るくらいの勢いで
単独ライブなんてのもやってる。
ただ。
女性を見る時の彼の目は優しさをあまり感じなかった。
バンドマンは割と女関係は節操がない。
それは私でも知っていた。
きっとそれもあるんだろうな。
嫌われてても私は彼の信じる音を聞きに行くしかなかった。
ファン第一号だし。
「…ヤナさん!ありがとうございました。」
「おう。いいんだよ。来てくんないと金になんねえしな。」
ヤナさんとは話す仲になった。
「ゲリラは本当にタイミング合わないと行けないから…ヤナさんのおかげ…」
ゲリラライブなんてのもよくある。
突然今日の夕方にあのハコでなんてのはザラだ。
それを事前にヤナさんから情報を貰える。
ヤナさんの思いを無駄にはできない。
彼の音をここで殺す訳にはいかない。
と口では言えないヤナさんの思いも背負うんだ。
手紙も書きなれてよく送る。
会話する方法はこれしかないから。
会話というかボールを投げつけるだけという感じ。
いいのそれでも。
蘭丸に思いが通じるのなら。
「今日は?ねえのか?」
「ああ、はい!蘭丸に渡しといてね。」
「いっその事会いに行きゃあいいのにな。」
「ヤナさん、それは1番だめ。あくまでファンだから私。」
ニヤッと笑って帰る。
いつも真っ赤な封筒に2枚か1枚の時もある。そのくらいの文章を書いて送る。
私だと思われてなくても思われてても伝わればいい。
あなたはあなたの音楽を弾き続けてくれればいいのを。
柚月もあれから気にはかけてくれるけど
無邪気に誘ってくれる
「またいこう!私の推し、夜弦様に会いに!」
なんて。
もちろんついて行く時もついてかない時もある。
私だって裕福な家庭なわけじゃないから
選ばないとだし…
好きな編集者の雑誌だって毎号買ってるしね…
どっちも諦めない。そう決めた。
私は突き抜けるだけ。
メール通り
彼のライブに足を運べている。
むしろ彼は1人でも出来るくらいの勢いで
単独ライブなんてのもやってる。
ただ。
女性を見る時の彼の目は優しさをあまり感じなかった。
バンドマンは割と女関係は節操がない。
それは私でも知っていた。
きっとそれもあるんだろうな。
嫌われてても私は彼の信じる音を聞きに行くしかなかった。
ファン第一号だし。
「…ヤナさん!ありがとうございました。」
「おう。いいんだよ。来てくんないと金になんねえしな。」
ヤナさんとは話す仲になった。
「ゲリラは本当にタイミング合わないと行けないから…ヤナさんのおかげ…」
ゲリラライブなんてのもよくある。
突然今日の夕方にあのハコでなんてのはザラだ。
それを事前にヤナさんから情報を貰える。
ヤナさんの思いを無駄にはできない。
彼の音をここで殺す訳にはいかない。
と口では言えないヤナさんの思いも背負うんだ。
手紙も書きなれてよく送る。
会話する方法はこれしかないから。
会話というかボールを投げつけるだけという感じ。
いいのそれでも。
蘭丸に思いが通じるのなら。
「今日は?ねえのか?」
「ああ、はい!蘭丸に渡しといてね。」
「いっその事会いに行きゃあいいのにな。」
「ヤナさん、それは1番だめ。あくまでファンだから私。」
ニヤッと笑って帰る。
いつも真っ赤な封筒に2枚か1枚の時もある。そのくらいの文章を書いて送る。
私だと思われてなくても思われてても伝わればいい。
あなたはあなたの音楽を弾き続けてくれればいいのを。
柚月もあれから気にはかけてくれるけど
無邪気に誘ってくれる
「またいこう!私の推し、夜弦様に会いに!」
なんて。
もちろんついて行く時もついてかない時もある。
私だって裕福な家庭なわけじゃないから
選ばないとだし…
好きな編集者の雑誌だって毎号買ってるしね…
どっちも諦めない。そう決めた。
私は突き抜けるだけ。