Ep.6
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「ヒュ~ゥ、さすが、ファンの言う言葉は違うねっ!」
後ろからそんな声が聞こえる。
「えっ!?なんですか!?」
「寿さん、もう少し静かに入ってきてください!
そもそもまだメイク中です!」
…こっ、寿嶺二~!?
「めんご、め~んごっ!ランランのファンだからもっと強そうな子が来るかと思ったら、すっごい、可愛い子来たからおにいさん、飛んできちゃった!」
相変わらずキャラが強い…。
「…ランランのどこが好き?」
真面目な顔でそう言われると、言わなくちゃいけない気がする…。
「…音楽が大好きなとこ、愚直で真っ直ぐなとこ、でも変なとこで自信がないとこ…あとは、約束、絶対に守ってくれるとこ、です…」
こんなにしっかり言ったことなかったかも…
「愛されてるねぇ~ランラン。」
「本当ですね~聞いてて彼女さん…?って思っちゃいました!」
メイクさんまで…!
「あはは…5年も追いかけてたら皆そんなものですよ」
「それは、違うと思うなぁ、ぼくちんっ」
「えっ?」
寿さんが口元に人差し指を近づけて目線を上にそらす。
「…答えは自分で知るのがいいと思うよっ、せっかくの恋人なんだからっ」
何だったんだろう…嵐だった…
「寿さんがすみません…。」
「いっ、いえ!改めてどこが好きって聞かれると今まで答えることなかったなって思って!」
「本当に、大好きなんですね、黒崎さんのこと。はい、可愛く出来ました!」
「服はこちらに着替えてください!」
と渡された。
深紅のワンピースに黒いカーディガン。
まるで蘭丸色に染まった服。
「よく似合ってます!」
「ありがとうございます…」
少し鏡の前でくるっと回った。
「こんな女の子になれたの初めてなんじゃないかな…。」
高校を卒業して、仕事に就いてから自分に気にかけてる余裕なく、ここまで来てた。
蘭丸の前でくらい可愛い自分でいたい。
こんな事思うのも蘭丸だけだし、この先もきっとそうなんだ。
「白鷺さん、可愛いですよ~!まもなく黒崎さんもいらっしゃるので、どんな感じになるかだけ説明させて頂きますね!」
と案内されて、内容を聞く。
顔等は写さずに撮るとのこと。
朝起きてから夜眠るまでをおうちで過ごすというものらしい。
特に何時にあれでこれでは決まってないらしく、
冷蔵庫には食材を入れとけ。とのことで何でも入ってるらしい。
ベーススタンドが置いてあって、ここに置くのかな…。
ソファがひとつ、キッチンがあってレコードも沢山ある。
蘭丸がさきに渡したものらしく、レコードプレーヤーまである。
蘭丸らしい、部屋って感じだ。
黒めのシックなイメージで纏まってる。
寝具はちゃんとダブルベッドという粋な計らい。
こんな家じゃなくていい。
狭くていい。蘭丸と過ごせるなら、CDにレコード、音楽に関わるものが敷き詰められてて
ベースが置いてあって…日当たりがいいといいな。
一緒にお昼寝なんかも理想だ。
…とそこまで考えて、ありえないし、隣にいるのは私じゃない。別れを言いに来たのに何を考えてるのか…。
後ろからそんな声が聞こえる。
「えっ!?なんですか!?」
「寿さん、もう少し静かに入ってきてください!
そもそもまだメイク中です!」
…こっ、寿嶺二~!?
「めんご、め~んごっ!ランランのファンだからもっと強そうな子が来るかと思ったら、すっごい、可愛い子来たからおにいさん、飛んできちゃった!」
相変わらずキャラが強い…。
「…ランランのどこが好き?」
真面目な顔でそう言われると、言わなくちゃいけない気がする…。
「…音楽が大好きなとこ、愚直で真っ直ぐなとこ、でも変なとこで自信がないとこ…あとは、約束、絶対に守ってくれるとこ、です…」
こんなにしっかり言ったことなかったかも…
「愛されてるねぇ~ランラン。」
「本当ですね~聞いてて彼女さん…?って思っちゃいました!」
メイクさんまで…!
「あはは…5年も追いかけてたら皆そんなものですよ」
「それは、違うと思うなぁ、ぼくちんっ」
「えっ?」
寿さんが口元に人差し指を近づけて目線を上にそらす。
「…答えは自分で知るのがいいと思うよっ、せっかくの恋人なんだからっ」
何だったんだろう…嵐だった…
「寿さんがすみません…。」
「いっ、いえ!改めてどこが好きって聞かれると今まで答えることなかったなって思って!」
「本当に、大好きなんですね、黒崎さんのこと。はい、可愛く出来ました!」
「服はこちらに着替えてください!」
と渡された。
深紅のワンピースに黒いカーディガン。
まるで蘭丸色に染まった服。
「よく似合ってます!」
「ありがとうございます…」
少し鏡の前でくるっと回った。
「こんな女の子になれたの初めてなんじゃないかな…。」
高校を卒業して、仕事に就いてから自分に気にかけてる余裕なく、ここまで来てた。
蘭丸の前でくらい可愛い自分でいたい。
こんな事思うのも蘭丸だけだし、この先もきっとそうなんだ。
「白鷺さん、可愛いですよ~!まもなく黒崎さんもいらっしゃるので、どんな感じになるかだけ説明させて頂きますね!」
と案内されて、内容を聞く。
顔等は写さずに撮るとのこと。
朝起きてから夜眠るまでをおうちで過ごすというものらしい。
特に何時にあれでこれでは決まってないらしく、
冷蔵庫には食材を入れとけ。とのことで何でも入ってるらしい。
ベーススタンドが置いてあって、ここに置くのかな…。
ソファがひとつ、キッチンがあってレコードも沢山ある。
蘭丸がさきに渡したものらしく、レコードプレーヤーまである。
蘭丸らしい、部屋って感じだ。
黒めのシックなイメージで纏まってる。
寝具はちゃんとダブルベッドという粋な計らい。
こんな家じゃなくていい。
狭くていい。蘭丸と過ごせるなら、CDにレコード、音楽に関わるものが敷き詰められてて
ベースが置いてあって…日当たりがいいといいな。
一緒にお昼寝なんかも理想だ。
…とそこまで考えて、ありえないし、隣にいるのは私じゃない。別れを言いに来たのに何を考えてるのか…。