Ep.3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ああ。やっぱり好きなんだ。
ファンだよって顔するけど
彼を見る深雪は誰よりも可愛い。
本当に思う。キラキラと目を輝かせて聴き入ってる。
とても優しい顔で、彼を見るんだ。
それを恋と呼ばずになんて言うんだろう。
「らんまるさんのこと、そう思ってるんだね。」
「うん。大切だから。」
「好きじゃなくて、大切なんてもっと重いじゃん」
深雪にとって彼はそれだけ何かを変えた人何だろう。
そこまでは聞かない。彼女の思い出なんだろうし。
「別に、隠す必要ないじゃん。私はそんな深雪が大切だよ。」
「沢山悩んで、それでも好きにしちゃいけない理由があるんでしょ。私に出来ることなら何でもする。だから思い詰めるのやめよ。」
彼女の言葉を借りて大切って言った。
私は深雪の味方でい続けたい。
「好きって、私には隠さなくていいんだよ。誰かに言いふらしたりする訳じゃないんだから。」
ニコって自然と笑えた。
彼女の氷の中に閉ざした炎に触れられたような気がして。
「ありがとう。柚月。私前に進めそう。蘭丸のこと好きって思ってもいいんだよね。」
うんって頷く。
深雪は大きく息を吸うと
「蘭丸ぅーーっ!!大好きだから!!!私だけは!貴方を見つけるからぁーーーっ!!」
「ちょ、深雪!!?」
急に大きな声を出すし公開告白だし、ほんとにこの子は溜め込みすぎなんだから。
でもすごく綺麗な笑顔だよ。深雪。
「じゃあ、柚月は?柚月は何をみたの?」
ド直球。あの場を見られてるような気すらする。
「…バンドあるあるだよ。夜弦様がヤリチンだったってだけ。」
特に何も言わず次を促される。
「あの日、連絡をする時に夜弦様にあったの。でも夜弦様は私を見てキミも来る?ステージとベッドの上は優しいよ。なんて言うから。」
あ、少し思い出して苦しくなった。
「嫌いになれれば良かった。」
「…でも、好きなんでしょ?」
その言葉は認めたくなくとも認めてしまった、私の本心。
「愛してる。それだけだとは、到底思えなかったの。」
「ただ行為が好きなだけとは思えない。」
引かれるかな、そんなやついつまで好きなんだって。
「なら、そうだよ。」
全然見当違いな答えが返ってきてビックリしすぎて目をぱちくりする。
「柚月がそう思ったならそうだよ。柚月は人を見てる。敏感すぎるくらい。」
今までそんなこと言われたことなかった。
むしろ空気読めてないとすら言われる私がだよ?
「そんなこと、ないし…。空気読めない系女子だし…。」
「読めないように擬態してるだけの癖に。」
「擬態って何!?」
この子は笑いにでも持ってきたいの!!?
「嫌いになれてるよ。本当にそれだけの人だったら。なれてないんだから違う。」
私の事信頼しすぎじゃない…?
それとも他に情報でも持ってるの?
「まあ…これは独り言でも捉えて聞いて。」
そう言って私に背を向ける
「ヤナさんがね、言ってる。最近の夜弦はやつれてるって。まるで何かに怯えてるみたいだ。って。」
そして私を見て言った。
「行っておいで。」
その目は優しく伝えてくれてた。
"救えるのは柚月だからだよ。"
行くしか無かった。
音に覇気がなかったのは知ってた。
でも単に抱けてないからだと思ってた
でも違ったのなら?私は一目散にいつも行くハコに向かった。
ファンだよって顔するけど
彼を見る深雪は誰よりも可愛い。
本当に思う。キラキラと目を輝かせて聴き入ってる。
とても優しい顔で、彼を見るんだ。
それを恋と呼ばずになんて言うんだろう。
「らんまるさんのこと、そう思ってるんだね。」
「うん。大切だから。」
「好きじゃなくて、大切なんてもっと重いじゃん」
深雪にとって彼はそれだけ何かを変えた人何だろう。
そこまでは聞かない。彼女の思い出なんだろうし。
「別に、隠す必要ないじゃん。私はそんな深雪が大切だよ。」
「沢山悩んで、それでも好きにしちゃいけない理由があるんでしょ。私に出来ることなら何でもする。だから思い詰めるのやめよ。」
彼女の言葉を借りて大切って言った。
私は深雪の味方でい続けたい。
「好きって、私には隠さなくていいんだよ。誰かに言いふらしたりする訳じゃないんだから。」
ニコって自然と笑えた。
彼女の氷の中に閉ざした炎に触れられたような気がして。
「ありがとう。柚月。私前に進めそう。蘭丸のこと好きって思ってもいいんだよね。」
うんって頷く。
深雪は大きく息を吸うと
「蘭丸ぅーーっ!!大好きだから!!!私だけは!貴方を見つけるからぁーーーっ!!」
「ちょ、深雪!!?」
急に大きな声を出すし公開告白だし、ほんとにこの子は溜め込みすぎなんだから。
でもすごく綺麗な笑顔だよ。深雪。
「じゃあ、柚月は?柚月は何をみたの?」
ド直球。あの場を見られてるような気すらする。
「…バンドあるあるだよ。夜弦様がヤリチンだったってだけ。」
特に何も言わず次を促される。
「あの日、連絡をする時に夜弦様にあったの。でも夜弦様は私を見てキミも来る?ステージとベッドの上は優しいよ。なんて言うから。」
あ、少し思い出して苦しくなった。
「嫌いになれれば良かった。」
「…でも、好きなんでしょ?」
その言葉は認めたくなくとも認めてしまった、私の本心。
「愛してる。それだけだとは、到底思えなかったの。」
「ただ行為が好きなだけとは思えない。」
引かれるかな、そんなやついつまで好きなんだって。
「なら、そうだよ。」
全然見当違いな答えが返ってきてビックリしすぎて目をぱちくりする。
「柚月がそう思ったならそうだよ。柚月は人を見てる。敏感すぎるくらい。」
今までそんなこと言われたことなかった。
むしろ空気読めてないとすら言われる私がだよ?
「そんなこと、ないし…。空気読めない系女子だし…。」
「読めないように擬態してるだけの癖に。」
「擬態って何!?」
この子は笑いにでも持ってきたいの!!?
「嫌いになれてるよ。本当にそれだけの人だったら。なれてないんだから違う。」
私の事信頼しすぎじゃない…?
それとも他に情報でも持ってるの?
「まあ…これは独り言でも捉えて聞いて。」
そう言って私に背を向ける
「ヤナさんがね、言ってる。最近の夜弦はやつれてるって。まるで何かに怯えてるみたいだ。って。」
そして私を見て言った。
「行っておいで。」
その目は優しく伝えてくれてた。
"救えるのは柚月だからだよ。"
行くしか無かった。
音に覇気がなかったのは知ってた。
でも単に抱けてないからだと思ってた
でも違ったのなら?私は一目散にいつも行くハコに向かった。