Ep.3
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「えっ!?夜弦様!?」
慌てすぎて、ケータイを捨てるとこだった!
「やあ、いつも応援ありがとね。柚月ちゃん?」
ヒラヒラと私の書いたファンレターことラブレターを持ってる。
アワアワと慌てるしかない状況。推しを前にして正常でいられる人なんかいないでしょ…?名前まで呼ばれて…!
「ところで…お友達は大丈夫?倒れたの、俺も見てさ。」
わざわざ来てくれるのも神なの…?
「あっ、もう今は意識も取り戻して、落ち着かせてます…!」
そう。ってニコと笑った夜弦様。
私を上から下まで見てから口を開く
「ねえ。柚月ちゃんはバンドマンと恋できるって、本当に思ってる?」
「…えっ…?」
あまりの斜め上の質問に聞き返してしまう。
「いやね、こんな熱烈なファンレター貰っても、破っちゃうやつは腐るほどいる訳。」
ビリビリと破り捨てる夜弦様。
目に光を感じられない。
彼の冷たさが見えた。
「…夜弦様…?」
あまりのステージとのギャップにビビる。
あんな甘い言葉を話せる人だとは到底思えなかった。
「や~づ~る~!まだぁ~~?もう皆集まってるよ~」
スタイルのいい綺麗なお姉さんが夜弦様の腕には巻き付く。
聞きたくはないけど口は動いていた。
「…どこ、にです、か…夜弦様…。」
震えた。彼が別の人に見えて。
「…聞きたい?」
お姉さんの腰を抱きながら私に一瞥するように
一言一句逃さないように伝えてくる。
「ら、ん、こ、う。」
「すこーし、甘い言葉を囁いて落として。俺の女になる。」
続け様に聞きたくないことを伝えられる。
「キミも抱かれたいなら来る?俺はステージとベッドの上は優しいよ?」
にやぁっと悪い顔をしたその場をあとにした。
「…ふっ、ふえ。」
涙がどっと押し寄せてきた。
こんなことがあることを知らなかった。
夜弦様がそんなことをしてるなんて。
「でも…なんで…嫌いになれないの…」
私にはこの1日ほど悪夢な日はない。
親友の助けになれない。
推しの人に蔑まれて。
忘れたいのに忘れられなかった。
慌てすぎて、ケータイを捨てるとこだった!
「やあ、いつも応援ありがとね。柚月ちゃん?」
ヒラヒラと私の書いたファンレターことラブレターを持ってる。
アワアワと慌てるしかない状況。推しを前にして正常でいられる人なんかいないでしょ…?名前まで呼ばれて…!
「ところで…お友達は大丈夫?倒れたの、俺も見てさ。」
わざわざ来てくれるのも神なの…?
「あっ、もう今は意識も取り戻して、落ち着かせてます…!」
そう。ってニコと笑った夜弦様。
私を上から下まで見てから口を開く
「ねえ。柚月ちゃんはバンドマンと恋できるって、本当に思ってる?」
「…えっ…?」
あまりの斜め上の質問に聞き返してしまう。
「いやね、こんな熱烈なファンレター貰っても、破っちゃうやつは腐るほどいる訳。」
ビリビリと破り捨てる夜弦様。
目に光を感じられない。
彼の冷たさが見えた。
「…夜弦様…?」
あまりのステージとのギャップにビビる。
あんな甘い言葉を話せる人だとは到底思えなかった。
「や~づ~る~!まだぁ~~?もう皆集まってるよ~」
スタイルのいい綺麗なお姉さんが夜弦様の腕には巻き付く。
聞きたくはないけど口は動いていた。
「…どこ、にです、か…夜弦様…。」
震えた。彼が別の人に見えて。
「…聞きたい?」
お姉さんの腰を抱きながら私に一瞥するように
一言一句逃さないように伝えてくる。
「ら、ん、こ、う。」
「すこーし、甘い言葉を囁いて落として。俺の女になる。」
続け様に聞きたくないことを伝えられる。
「キミも抱かれたいなら来る?俺はステージとベッドの上は優しいよ?」
にやぁっと悪い顔をしたその場をあとにした。
「…ふっ、ふえ。」
涙がどっと押し寄せてきた。
こんなことがあることを知らなかった。
夜弦様がそんなことをしてるなんて。
「でも…なんで…嫌いになれないの…」
私にはこの1日ほど悪夢な日はない。
親友の助けになれない。
推しの人に蔑まれて。
忘れたいのに忘れられなかった。