欲求
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「芽衣、さっきも言ったが俺は少しも眠くないのだぞ?こんな昼間からダラダラするのは万事屋くらいなもので……」
はいはいとテキトーに相槌して、私は自分の欲求を満たしにはいる
女の私も羨むその長髪に指を通す
滑らかにも程がある
つるつると指の間をすり抜ける肌触りは絹以上だ
ひとりにんまりと堪能していると
「……何を笑っているのだ?」
下から、これまた不思議そうな顔をしていた
「別に」
と、それだけ返して手を頬に移す
これがまたスベスベで
さすったりつねったり、もう堪らない
ヅラは私の行動に諦めを覚えたのか、静かに目を閉じている
あぁ、まつ毛長い
肌白い
なにもかもが整いすぎてる
整ってないのは頭の中くらいで……
でもそれも含めてヅラが愛しかった
さてと
さっきから悶々としていた気持ちを、行動に移したいと思う
「ねぇヅラ」
「なんだ……」
何度目かの呼びかけに、もう気は入っていない
気にせず、両手で顔を覆い言った
「ちゅうしたい」
ガバッと勢いよく起きもんだから、互いの額がぶつかった
「「痛ゥゥゥッッ!!」」
痛がりながらも、四つん這いで私から逃げていくヅラ
振り向き、涙目で
「なななな何をいきなり言ってるんだッッ!!だだ大体まだ昼だぞ!!見てみろ、芽衣!!窓からお天道様がこっちをご覧になられてい」ガラガラガラッッ
雨戸まで閉めてやった
「芽衣……落ち着けっ……女は皆オオカミとはよく言う…ってなんか違う気もするが……とにかくだっ!!芽衣はそそそんなふしだらな事をする女子ではないだろう!!」
「……さっきふしだらな関係って言ったよね?」
「っっ!!!!」
ヅラとの距離を縮めて、壁に追い詰める
蛇に睨まれた蛙、改めヅラ
なんか汗までかいてますけど……そんなに怖い?
ヅラの前に座ると、ため息が出た
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