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名前変換について
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自分を落ち着かせ様とわざと大袈裟に息をついて喋り始める土方
「……おい……俺がなんで怒ってるかわかるか?」
「スススイマセンンン!!もう二度と遅刻はしませんのでどうか身体だけは「テメッ絶対反省してねぇだろ!!なんで俺がお前と関係持たなきゃ「ギャァァァ!!関係だなんて副長、卑猥過ぎます!!恥を知って下さい!!「テメェに言われたかねぇんだよ!!」
どうにもこうにも会話が成り立たない
無駄に体力を消耗して本題に入る
「はぁ……あのなぁ……俺は遅刻の事だけを言ってんじゃねぇんだよ。お前昨日の夜、電話どうした?」
「は、はい?電話……ですか?」
何を言われるかと思えば電話の事だった
電話ね、電話……
「意味がわからないんですが「ケータイ出せやァァ!!」
そう怒鳴られて開いてみた
着信履歴を見れば、5分間隔で10回もの着信があった
もちろん相手は土方十四郎
「……副長どうしたんですか?こんなにかけてきて」
と言いながら少しずつ思い出してきた
早朝に見た着信の事を
「どうしたじゃねぇだろ!なんで出ねぇんだ!?」
「……寝てて……気付かなかったんですかね?」
「爆睡にも程があんだろーが!!もっと設定音量デカくしとけ!!」
「あ、でも副長。『夜は土方さんから緊急召集かけられるかもしれないからマナーモード(むしろサイレント)にしとけ』って沖田隊長が「総悟ォォォォォォ!!」
すでにいない元凶に軽く発狂すると、またもやどっと疲れが襲ってきた
「お前らホントなんなんだよ!隊長の言葉だとしてももう少し常識で考えろ!俺達ァ警察なんだぞ!?いつ何があるかわかんねぇんだ、連絡くらい取れる様にしとけ!!」
「ふぁ~い……」
気のない返事に三度目のゲンコツ
どんだけ仲良しなんだとため息が出た
「それと!かけた時に出れなかったとしても、後々ちゃんと折り返せ!間に合う用事だってあるんだからな!」
「それでしたら副長!今朝はちゃんと折り返そうと思ったんです。でも……」
急にシュンとなって俯く芽衣
なんだと土方も怪訝な表情になった
「ケータイの文字見たら……」
「は?文字?」
コクリと頷き
「着信の『鬼の副長』って文字見たら、もう眠くて眠く「どんだけ俺嫌われてんだよ!!つかなんつー名前で登録してんだお前!土方さんにしてあげて!?せめて鬼取ってあげて!!」
叫びながらこれもきっと沖田の仕業だろうと察しがつく
本気で隊の編制を考えようと思う土方だった
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