色に染まれ/1部all
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「アイアンハイド!さ、さすがにこれ以上は死ぬんだけど……!」
《死にゃしねぇよ。死ぬ程立てなくなるってだけだ。…ほら!さっさともう1周走ってこい!戦場じゃ、ディセプティコンは待ってくれないぞ!うだうだするな!》
「あイターッ!!尻!何も叩くことないじゃん!あたし彼女なのに!」
《これ以上ここに立ち止まるって言うんなら、俺にいい考えがある》
「まさかもう1発叩くとか言うんじゃないでしょうね」
《いや、もっといい方法だ》
ジャキッ
「アイアンハイド??今なんで銃のリロードしたの?ねえ??」
《さっさと失せろ、ベイビー》
ドドドドドドッ
「アーッ!本当に撃ってきたー!」
チュドーンッ!!ヒューードーン!!ガチャーンッ
《大丈夫だ絶対当たらないから。お、今までより速いじゃないか》
「嬉しくないッ!ギャアー!!追尾弾!!」
《はっはっはっ。途中で休むんじゃないぞー》
《何をやっているんだ、アイアンハイド!今すぐ銃をしまえ!》
《あぁあオプティマス!危ねえだろ!クインに当たったらどうすんだ!》
《ミリ単位で狙い撃ちしていたお前がよく言うな》
《……はぁー。仕方ないだろ、他に方法が思いつかなかったんだ》
《……なぜこんなことを?》
《あー…………大事なヤツには死んで欲しくないと思うだろ》
《なるほど、お前らしいな……だが、時には恋人として、彼女を甘やかさなければ嫌われてしまうのではないか?》
《はっ、それは参るな。検討しておくよ》
《全く悪びれていないように見えるが……ああ、帰ってきたな》
「ゼエッ……ゼエッ……もう、だめだ……アイアンハイドがキスしてくれないと頑張れないー!」
《ほう? 今日は天気がいいから、太陽を浴びた金属とキスしたがる物好きなんていないように思ったんだけどなぁ?今ならボンネットでハムエッグが焼けるんだが……クインがどうしてもって言うんなら仕方ないよあー?》
「え、うそ。あ、待ってこの人絶対やる。あ、待って待って待って待ってアア⤴︎⤴︎⤵︎ ︎づゥ⤴︎⤴︎!!!!」
《ふはははは!》
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fin.真っ赤なくちびる