色に染まれ/1部all
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「あ、ラチェット。あれって結局どうなりました?」
《ああ、あれか?丸く収まったよ、お陰様でな。今度またやっといてくれないか。あ、ついでにそれ取って寄越してくれ》
「そうですか。気に掛かってたので円満に終わったようで何よりです。小さいジャッキでいいですよね?はいどうぞ」
《ありがとう。そういえばあそこにある武器は、》
「ああ、もう直しておきました。そう言うだろうと思って」
《流石、俺の右腕だ》
「えへへ。それほどでも」
《……お前らは夫婦か》
「ふ?!!!あ、アイアンハイド?!いつからそこに!!?」
《最初からに決まってるだろう。お前らは目を離せばすぐウィルとサラみたいにイチャつきやがって。せめて俺が消えてからやってくれよ》
「いいいいいイチャコラなんかしてません!ラチェットもなんか言ってください!」
《なぜだ?俺たちは付き合ってるんだから気にすることないだろう》
「え、付き合ってたんですか?」
《えっ》
「えっ?」
《………半月前にベタベタくっつきながら「好きです〜」と言ってきたあれは?》
「アアア?!嘘、私、え?!いつ本音をっ!ハッ!そうだ、確か酷く酔っ払った日が……お願いします!1回忘れてください!」
《そんなに赤くなるなら嘘というわけでも無さそうだな。残念だが、しばらくは忘れられそうにもない。録画した映像が残ってるし》
「いますぐ消して欲しいんですが…?!」
《だが断る》
《なんだこの夫婦漫才は》
「夫婦じゃないっ!」
《まだ、な》
《…はぁ》
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fin.サムシングブルーをいつの日か