色に染まれ/1部all
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《ギュウウン!!》
「え、なに?!いたたたたバンブルビーっ?!手ッ急に掴みあげないで!!もげる!!ラチェット!助けて!」
《おいおいおい、何やってるんだバンブルビー》
《_クイン_助けて!_血
「はー、死ぬかと思った……ありがとうラチェット」
《大したことはない。……どうやらバンブルビーは、君の爪について思うところがあったようだな》
「え?何、爪??」
《_素晴らしい、お見事です!_》
「音声と態度が真逆なんだよなぁ……というか、これは血じゃないよ。マニキュアって言ってね、んー……貴方たちで言うところの車のカラーリングみたいな?オシャレだよオシャレ。ちょっとラメ入ってるレッドで気に入ってるんだ」
《ザザ_なるほど_…_君は魅力的だね_》
「受け入れるの早いな」
《そう言えば、マニキュアの起源は車のカラー剤らしいな、アメリカ発祥だそうだ。今調べたが、君の言ったこともあながち間違いではないらしい》
「へえそうなんだ。なんかちょっと賢くなった気分」
《_お願いがあるんだが_》
「ん?なになに」
《_明日はぜひ_……ザー_イエローで_》
「黄色にしてほしいの?んー、でもこれ塗ったばかりだしなぁ……ちょちょちょ!なんでそんなに目で圧かけてくるの!わかった、わかったから!!帰ったら塗り直すから!ちょっと離れて!……もう。家にあったかな黄色……」
《ギュウ!》
「すっごい嬉しそうな笑顔!」
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fin.ハニーレモン