ワンナイトモア/*Optimus
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酒が入ると、初対面でも不思議と話が弾むもので、私とオプティマスはいつの間にか車の話で意気投合していた。
話の全体的な流れや、どうしてこの話題になったのかは、ちょっとよくわからない。
大人になっても未だに働く乗り物が好きな私と、こんなにも話が合う人なんかそうそう居なくてついつい楽しくなってしまったのだ。
会話が弾めば必然的に喉も乾いて、お酒をオーダーする機会も増える。
…つまり、私は酔っ払っていた。
わかってる!
あまりにも綺麗なフラグ回収に自分でもびっくりしている!
でも弁解をすると、店に入った時点ではまだ、こんなに飲むつもりは無かった。神に誓って。
「クイン…?」
4杯目にカルーアミルクを飲んでから、オプティマスの呼ぶ声がぼやけていった。
自分ではまだいけると思っていたが、レディキラーの名は伊達じゃないらしい。
流石にまずいなぁと思って財布から代金とチップを出したと同時に、私の意識はぷつんと糸が切れたように消えた。
◇◇◇
その日見た夢はなぜだかすごく卑猥で、私は感じたこともない快感に声を枯らすくらい喘いでいた。
体中が熱い。繋がっているところや触れられているところから溶けてしまいそう。
お酒の飲みすぎはこういう症状も引き起こすんだと思いながら、どうせ夢の中だしいっか、とぼやけて顔の見えない男の人に「もっと」と行為の催促をしてみる。
私の声を聞いた彼はこのまま体がくっついちゃうんじゃないかというくらい身を寄せると動きをいっそう速くして、私はいちばんの嬌声を上げた。
脱力して重たくなる腰の感覚がやけにリアルだなんて思いながら夢の中でも眠りについた。熟睡だった。